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研究室のお引越し [雑記]

先週、研究室の引越しのお手伝いバイトをした。

お駄賃は、夕飯の焼肉゚+。゚+(゜∀゜* )+゚。+゚ということで、あくせく働く。

ゼミの研究室のものを全て運び出せる状態にする、ということで、

なかなかヘビーな労働ではあった。楽しかったけど。

 

 

教育人間科学部の第一研究棟、第二研究棟が改修されるということで、中にあるものを全部、廃棄するなら廃棄、運び出すなら運び出すで箱詰めしなければならないらしい。そうして一旦中身をどこか大きな倉庫に置いておき、改修工事が終わったらまた運び込む…という作業になるとのこと。

というわけで、今日は引越し屋さんのアルバイトさながら、箱詰め作業に取り掛かることになった。

 

 

 

とりあえず詰めるべきは、本、本。もうほとんどが本。

洋書から新書、文庫に雑誌などなど、棚にずらーっと並んだ本をある程度分類付けながら箱に詰めていく。しかししかし、本はもう、重い。本当に重い。ので、箱一杯に詰めてしまうと、これはなかなか、ちょっとやそっとじゃ運び出せない…くらいの重さになってしまう。それはまずい、ということで、ちょっと箱にも余裕を持たせながら、頭を使ってパズルのように本を埋めていく。なかなか面白い作業だったな。

 

 

 

箱も一から作り続ける。友情出演は噂のI田くん。頑張って。

 

 

せこせこと、箱を詰めてはラベルを貼って、また箱を作って、詰めて、ラベルを貼って、と言う作業を繰り返す。とにかく本の量が膨大なのと、ある程度分類分けはされているものの、細かいところで本のサイズが違っていたりするのでそれをあわせるのが非常にめんどくさいが、そこはもう機械になったつもりで作業・作業・作業。

そしてめぼしい本があったら、それをちゃっかりキープ。先生のお許しを得て、借りられる本はさっさと借りてしまうのが吉なのだ。『ウーマンズ・データ』とかいう下ネタ満載の本をゲット。女の人のからだってこうなってるんだね。でもこれ読んだら、幻想はまるで崩れるな。女の人って気持ち悪い。男もたいがいだけど。血がこえー。

 

 

 

 

徐々に積まれていく箱の山。テーブルが折れてしまうんじゃないか、あるいは、床が沈んでいるんじゃないか、と疑うくらいの重さ、圧力がきっと5階の地面=4階の天井にはかかっている。

でまた、本を詰めていて面白いのは、

ウチのゼミの先生の

 

「専門が全くもって分からない。」

 

ということである。

ジェンダー、女性学、フェミニズムの本が続いているかと思ったら、オタク学、性愛格差に童貞論などが出てたり、急に『マルクスその可能性の中心』が現れて経済学言語学哲学が続いたかと思うと、脳科学の本が並んでいたりする。村上春樹から舞城王太郎の小説の棚の横には、『となりの801ちゃん』が影を潜めていたり、宮台をはじめ社会学が続いた段の一番上には、(対極と言っていいんじゃないかな)精神分析のフロイト全集なんかがずらっと揃っている。

 

この本棚を見て、「あぁ、この先生は○○を研究なさっているんですね。」と答えられる人がどのくらいいるだろうか。というか、いたらそれはそれで、きっと間違いであるし、あるいは、全て正解である。全部研究対象ではなくて、かつ、全部が研究対象である、みたいな。まぁ怠惰なだけと言えばそれまでだけども。

 

でも普通、研究室の本をざっと見れば、その人が何を専門にしているかは分かるものなんだろうけどね。とりわけ、隣やその隣で作業をしていたO里研究室や、Bルント研究室(ばればれ)は、すぐにラベリングができるわけではないけれど(というかそれは不可能なんだけど)、それでもある程度は「音楽」「サブカルチャー」と分類ができそうな感じではあった。何の専門?となると、やっぱり答えはちゃんと一つ返ってくるというか。

 

 

もともと、そこに惹かれて選んだようなゼミ。改めてそれを確認したような気がするな。

 

 

 

 

 

 

さて、本も詰め終わり、CD、DVDも箱へとごっそり。DVDも5本くらいちゃっかりゲットして、夏休みの課題に。課題図書と課題映像かー、何か懐かしいな。小学校みたい。そして、テレビやコーヒーメーカー、ファックスなんかも梱包し、とりあえず一段落。大体2時間半くらいだったかな、所要時間は。I田君+僕の二人でスタートし、途中からY川君が参戦(分かりやすいくらいいつもの3人)。先生はほっっっっっっっとんど何もせずに見ていただけだったが、まぁおごってもらう手前何もいえずあくせく。

17時を前にして、全ての作業が終わった。

 

 

見つけたハンガーで遊ぶ、Y川氏と先生の連れ合いM田さん。

 

 

「ハンガー頭につけると、みんな『ひっかける方側』に頭が行っちゃうんですよー。」

「え、ほんとにほんとに?」

 

その場にいたI田+Y川+M田+僕が全員ハンガーを頭に。

 

「わぁー、ほんとだー。」

 

と、全員頭が左を向く。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャっ

 

入ってくる先生。

 

 

「UFOでも呼んでるんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

他の研究室もどうやらお引越し作業中らしく、段々廊下が狭くなるのを感じながら、一足先にウチの研究室は終了。おつかれっした。見ていると、やっぱりウチの先生はまだ来て2年目ということで、モノが少ない少ない。どうやら徹夜で作業を行う研究室もあるらしく(O里研)、やっぱりうちらはあれでも楽だったんだなぁと実感。恨めしそうな目で見る他の人たちを尻目に、焼肉へレッツゴー、だった。

 

 

 

 

 


おまけ

 

その1

 

 

「 モニア 1台 」 て。

誰も持ち出さないって。

 

 

 

 

 

 

 

その2

 

 

毎週火曜日は

「NO ! 残業DAY」

らしいですよ。

M田さん、ソリティアやってた学務の人は元気ですか。

 

 

おしまい。


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Oct

先週だったかうちらのいる化学棟にも地環の先生が引っ越してきたなぁ。

てっきり、地環の建物が改修なんだと思っていたよw
by Oct (2007-07-25 10:15) 

nasujirou

>>Octちゃん

化学棟ですか。へぇー。

第一研究棟と第二研究棟が、
耐震工事みたいですね。

美術音楽棟とか、あと体育系?は引越しじゃない様子で。
by nasujirou (2007-08-01 01:44) 

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