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ひこにゃんと 懲りない滋賀県 [雑記]

(タイトルは、「ルドルフとイッパイアッテナ」のリズムで読んでください。)

 

 

滋 賀 県 が ま た

や っ て く れ た 。

 

 

 

 

 

 

彦 根 市 が ま た

や っ て く れ た 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盛 大 に 、

や っ て く れ た 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひこちゅうキタ━━━(゚∀゚)━━━!!

 

劣化版ひこにゃんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!

 

 

 

 

 

 

asahi.comより。


ひこにゃんに続け

 

新キャラ、忍びの「ひこちゅう」参上

2008年02月15日

彦根城築城400年祭のマスコット「ひこにゃん」が全国的な人気となった滋賀県彦根市で、新たなキャラクター「ひこちゅう」が誕生した。

考案したのは市内の稲枝(いなえ)商工会の有志5人。地元の大スター「ひこにゃん」にあこがれる忍びのネズミという設定。同県に拠点があった甲賀流忍者にもちなんだ。

昨年11月の400年祭最終日に完成したが、フィナーレに間に合わずデビューしそびれた。明けてネズミ年。気を取り直し「チュー」ならぬ「大」人気となるか。


 

「デビューしそびれた。」

と、のっけから躓いているひこちゅう。

これは残念だ。

ひこにゃんの時とはまた違った「何か」を、ひこちゅうは確実に持っている。嗚呼。

 

 

 

 

「チュー」ならぬ「大」人気となるか。

 

というシャレもどこか一つ精彩を欠いている。

 

 

 

またこの「稲枝」という立地も、悲壮感を一層増す要素になっているだろう。

各駅停車しか止まらず、電車を降りても何もない、

篠原駅に負けず劣らないすばらしい「稲枝駅」。

ここの商工会議所ががんばっちゃった、というだけでもう涙が頬をつたう。「『ひこにゃん』にあこがれる忍び」というひこちゅうの設定を、会議所の5人が夜を徹して考える姿なんて、涙なしには見られない(想像)。まして稲枝とは全く関係のない「甲賀流忍者」をモチーフにしたなんて、もう涙がちょちょぎれる(うう…)。

 

(余談だが、毎日電車で、草津や八幡方面から稲枝駅を通過して彦根の高校へ通っている(た)諸君。稲枝で乗ってくる、ないし降りる女の子はかわいい…と思ったことはないだろうか。なぜだか稲枝の女の子はかわいい、という都市伝説めいたものをそこくるりは一人考えていたのだが…。安土でも、能登川でも、河瀬でも、南彦根でもなく、稲枝。切に同意者を求む。)

 

 

 

 

 

 

ひこちゅうの話に戻ろう。

こいつだ、こいつ。

 

これはもうどう見てもだめだろう。

ひこにゃんから変わった形跡はほとんど見られないし、頭以外は使い回しじゃないかとすら思うような作りをしている。これはひどい。

 

ちなみにこちらが、中国のネズミー

 

 

こっちは、なんだろ、

 

 

中東らしい。

 

 

こいつらと比べるとまだまだかわいらしいが…、

どうにもぱっとしないひこちゅう。どうなるもんかねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調べていくと、先ほども書いた、

「にゃんにゃん七剣士」というサイトに辿り着いた(ってもすぐだけど)。

 

ひこにゃんの親友がもにゃんをはじめ(がもにゃんってのも居るんかいっ!おそらく蒲生)、弟子のひこちゅうなど魅力いっぱいのキャラクターたちです。

などと書いてある。

ひこにゃん人気にあやかって、あと七キャラクターくらいノリで売れるだろう、という魂胆見え見えの商売である。まぁそれも含めて、近江商人はあざとい、と言っておこう。売れれば良いのだ売れれば。

 

 

ただ、そのblogのトップページをよく見てみると、

 

 

ぐずぐずである。

 

 

もう、ぐずぐずである。

 

 

 

 

誤字て。

 

これが滋賀クオリティ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひこちゅうの、明日は、どっちだ。

 


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暮らし安心クラシアン『俄然Yeah!』 [雑記]

えーと、少し前の話なんだけれども、

実家からアパートに戻ってみると、

流し台の排水が詰まっていた。

手を洗おうと水を出すと、徐々に流しに水が溜まっていき…

 

 

やべーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

ということで、渋谷に行く用事を済ませて帰った後、

急いでインターネットで業者を調べる。

 

えーと、

 

 

暮らし安心、クラシアン♪

 

 

 

 

 

 

 

 

こ れ だ 。

 

 

 

 

 

 

クラシアンさんよ、CMの効果は間違いなくあるようです。

というわけで、電話。

住所と名前、電話番号を告げると、最寄の営業所から来てくれるらしい。

1時間くらい待って、ピンポーンと呼び鈴が。

 

 

 

こんなに目つきは悪くなかったが、

若いお兄さんがご来訪。

青い作業着に身を包み、二重すぎる二重の目で挨拶された。

とりあえず中へお通しし、流しの下を見てもらう。

 

 

 

 

そこくるり : 「いやー、あの、水が流れなくなって、ですね。」

クラシアン : 「はいはい、じゃあとりあえず、中見てみましょうかー。」

 

 

 

 

 

クラシアン : 「うわー」

 

 

 

クラシアン : 「こんな、パイプがぐるっとなってるやつ、初めてみましたよー」

そこくるり : 「ええっ!? こういうのって、

臭いが戻ってこないように、こうやって水ためておくんじゃないんですか?」

クラシアン : 「いやいやいやいや、それはトイレだけっすよ。流しでこれはダメ。」

そこくるり : 「まじですかー。こういうものだと思ってて…」

クラシアン : 「これ、大家さんに怒った方がいいですよ(笑)。」

 

 

 

 

 

どうやら大家さんに怒った方がいいらしい。

 

ぐるっと回っていると、

 

 

 

 

ここ、の部分にごみが溜まり始めて、水の勢いがないと流れないという流し台にはありえない構造なんだという。まじかよ。よく今まで流れてたもんだ、とのこと。確かに、ジェット水流でもないのに、よく今まで流れてたな。

 

 

 

 

とりあえず、これを直すには…っと、

 

 

クラシアン : 「あ、パイプまっすぐにするだけでいいっすよ。これ。」

 

 

 

あ、そうですか。

 

ということで、パイプをまっすぐにしてもらう。

 

ぐるぐるの方を外して、っと。

 

 

 

 

 

と、隣の包丁が怪しく光る。

 

 

 

 

 

 

 

クラシアン : 「うわー」

 

 

 

そこくるり : 「ごめんなさい、ちょっと包丁危ないですよね、どけときます。」

 

 

クラシアン : 「いやいやいやいや、ごめんねー、ホント。

 

 

 

 

俺さ、

 

昔付き合ってた彼女に、

 

包丁持たれたことがあってさ、

 

トラウマなんだよねー。

 

 

 

 

暮らし安心、クラシアンなのに(笑)。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( ゚д゚)ポカーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか良く分からない話を一方的にされつつ、

こちらはパイプがつながっていく様子を見守る。

 

 

 

確かに、

一周回らなければそら流れるわな。

というわけで、

パイプ修理完~了~~~~

おつかれっしたー。

 

 

 

 

 

 

そこから、

ちゃんと流れるかチェックに移る。

水をだーーーーっとためて、

一気に流すと…

 

 

ざばざばざばざばー

 

流れる流れる。気持ちいー。

 

 

 

 

 

 

そこくるり : 「いい感じに直りましたねー。」

 

クラシアン : 「俄然、流れてますねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、俄然。

 

俄然Yeah!って感じですね。

 

mihimaru GTっすよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( ゚д゚)ポカーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのね、嘘みたいな話だけれども、これマジだよ。

突然mihimaru GTを出されて、こちらも何のことやら分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俄然Yeah!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

mihimaru GT 『俄然Yeah!』


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俄然Yeah!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

無事にパイプも直り、

クラシアンさんも次なるお客さんのところへ出発。

いやー、なんだか良く分からない人だったな。

話に脈絡がない。

 

 

 

多分mihimaruGTにはまってたんだろうなー。

 

和田町付近にご在住の方、

水周りのトラブルの時はぜひクラシアンへ。

きっと素敵なお兄さんが、直しにきてくれます。

 

 


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キャッフィー [雑記]

ひこにゃん関連のニュースを漁っていたら、こんなものを見つけた。

 

「ひこにゃん」に続け滋賀の「キャッフィー」

 

 

 

 

来年10月に行われるスポレク2008のマスコットキャラクターらしい。

滋賀の新しいマスコットになれるか!?とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま ぁ 無 理 だ ろ う が な 。

 

 

--会場からは「かわいい」との声が上がっていた。

らしいけども、これかわいくないだろ(笑)。

まず色使いが「通常持つ」のに向いていないし、

あと(略

 

 

 

 

 

 

こんなフラッシュもあった。

よく出来ているのでおすすめ。

http://azflash.net/az/fla/apple.htm

 

けどなー、

アップリート君も微妙。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりひこにゃんは、未曾有のゆるキャラだったということか。

先日、250人くらいの前でマイクで「ひこにゃんって知ってますかー?」ってやったけども、

手は2,30人分くらいしか挙がらなかった。

ひこにゃん自体の認知度もまだまだ、ということを実感したな。

 

 

 

終了の11月まで、ひこにゃん宣教師としてまだまだ布教活動に勤しみます。

キャッフィーは、知りません。

 


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根上セイヤー!誰でもピカソ進出! [雑記]

だらだらとテレビをザッピングしていると…

たけしの誰でもピカソが。

 

 

その中になにやら見たことのある顔があると思ったら…

 

横浜国大で一番人気

数学者・根上教授

 

 

 

 

キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!

 

 

キタワァ*゚・*:.。:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*゚・*!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

我がマルチメディア文化課程の誇る(?)根上生也教授が、誰ピカの数学スペシャル第五弾に出演されていたそうだ。すげーなー。もうテレビ見ながら顔がにやける。マルチの人は多分全員そうなんじゃないか?

テーマはもちろん四次元について。

トポロジーとかの授業を取ったことのある人は、ピンと来る、あのあれだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若かりし頃の写真と共に、

生い立ちや研究に行き着くまでの過程が語られる根上さん。

 

 

なんじゃこのパンタロンはいてそうな格好は(笑)。

 

 

 

 

一番人気かは分からないが、確かに優しいことでは有名。

ゼミ生の数でも(研究費のために集めてるとの噂が)マルチ一番。

いや、いい先生ですよ。

あと天才。

自他共に認める天才。

「自」が認めてるのがすごいところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして得意げに四次元についてレクチャーする根上さん。

 

 

 

トポロジーやら情報基礎論で聴いた言葉がポンポンと。

四次元の展開図の話なんかが出てきたりして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頭の中で、

 

三次元から一本棒を伸ばしていって、

 

そこが“ある”と理解すると、

 

四次元が見えてくるんですよー。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「四次元は、見える、

 

というよりも感じる、に近いかなー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おい森公美子wwwwwwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反応はあまり芳しくなかったり。

うけるな。

 

 

たけしさんも渋い顔。

 

 

 

 

 

 

 

しかししかし、

トポロジーのレポート作品の中から、

学生が作った作品を持ってくると、急に反応が!

 

 

 

 

 

ちなみにこのスコープの中は、こんな感じ。

 

 

三次元がゆらゆらとゆれているので、なかなかサイケデリック。

サイケデリックじゃいかんのか。

まぁでも「四次元っぽい」ことが重要、って根上さんも言ってたしね。

イメージイメージ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、どこかで見たことのあるあの研究室が映って、

ゼミ生の人も映って、

友人も映って、終了。

ちょっと横浜国大生、オタクっぽいイメージになっちゃったんじゃないか?あれは。

 

まぁ仕方ないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は、

 

らしい。

数学探偵セイヤー

以来となるTV出演。

やー、ミーハーだけど、

教壇にいた人がテレビの中にいるとテンションは上がるもんだねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関西地方では再放送が一ヶ月遅れくらいで来るので、

実際の放送は、7月13日(TV東京)だったらしい。

思 い っ き り 見 逃 し て た な 。

知る由もなし。

 

 

 

 

次はどの局で見られるのか、期待。

 


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ひこにゃん×しまさこにゃん×いしだみつにゃん [雑記]

えー、ずいぶんと昔から注目してきた彦根城築城400周年キャラクターのひこにゃん。

 

今、「ひこにゃん」がアツい!

やら、

ひっこにゃんにゃーん♪「彦根城400年祭」

あたりで何度か紹介しているので、そちらも参照していただけると。

久しぶりに聞いたけれども、「ひこにゃん音頭」は神だね。

 

まずは、なつかしの画像が出てきたのでここでアップロード。

 

このCD-R丸出しのパッケージが良い。

非常に安っぽくて、良い。

明らかに「ただ、ひこにゃんを配置しただけ」のイラストが、良い。

600円という微妙さももっと良い。

そして歌は神。前の記事にあるので聞いてみて欲しい。

 

 

あとご当地キティの画像が出てきた。

なんでもあるもんだね。

 

 

カタカナでアキハバラって書いてあるのがうけるな。

萌え萌え(ハート)がもう。

明らかに滋賀県、バカにされてるな(笑)。

 

 

鳥人間、あゆ、近江牛、滋賀県のイメージはこんなもんか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、で、400周年祭りも残す所あと4ヶ月くらい。

3月のスタートから、いよいよ稼ぎ時、夏休みがやってきたわけだ。

というところで、今回はこの特集記事より。

 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/65366

 

ひこにゃんのライバル、しまさこにゃんといしだみつにゃん、についてだ。

ひだりがしまさこにゃん、みぎがいしだみつにゃん。

 

 

よくわかんねーーーーーー(笑)。

まぁしまさこにゃんはまだかわいい、か。

 

詳細は記事を見てもらえれば。

島左近と石田光成がモチーフ?らしい。島左近って誰だ…。

滋賀県民ですらあやふや。

あといしだみつにゃん、結構ナシだろ(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

夏休み、またおそらく実家に帰ることになるので、その際にしっかりと経過を見て来たい。

のと、生ひこにゃんを見たい、のが切実な欲望。あのもこもこをカメラに収めねば。

 

 

 

最後に、

「ひこにゃんブートキャンプ」

を。

これはうける。

 

 

 

 

鈴、カランカラン鳴ってるし(笑)。

 

あと中の人、絶対ブートキャンプやったことあるな。

宣伝じゃ映ってない運動をちゃんとしてるし。うける。

 

 

 

サービス精神旺盛なのは良いことです。

 

あと笑ったのが、

「ひこにゃん、ヒゲ抜ける。」

 


 

滋賀弁聞いたの久々だなぁ。イントネーションの具合が心地いい。

 


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研究室のお引越し [雑記]

先週、研究室の引越しのお手伝いバイトをした。

お駄賃は、夕飯の焼肉゚+。゚+(゜∀゜* )+゚。+゚ということで、あくせく働く。

ゼミの研究室のものを全て運び出せる状態にする、ということで、

なかなかヘビーな労働ではあった。楽しかったけど。

 

 

教育人間科学部の第一研究棟、第二研究棟が改修されるということで、中にあるものを全部、廃棄するなら廃棄、運び出すなら運び出すで箱詰めしなければならないらしい。そうして一旦中身をどこか大きな倉庫に置いておき、改修工事が終わったらまた運び込む…という作業になるとのこと。

というわけで、今日は引越し屋さんのアルバイトさながら、箱詰め作業に取り掛かることになった。

 

 

 

とりあえず詰めるべきは、本、本。もうほとんどが本。

洋書から新書、文庫に雑誌などなど、棚にずらーっと並んだ本をある程度分類付けながら箱に詰めていく。しかししかし、本はもう、重い。本当に重い。ので、箱一杯に詰めてしまうと、これはなかなか、ちょっとやそっとじゃ運び出せない…くらいの重さになってしまう。それはまずい、ということで、ちょっと箱にも余裕を持たせながら、頭を使ってパズルのように本を埋めていく。なかなか面白い作業だったな。

 

 

 

箱も一から作り続ける。友情出演は噂のI田くん。頑張って。

 

 

せこせこと、箱を詰めてはラベルを貼って、また箱を作って、詰めて、ラベルを貼って、と言う作業を繰り返す。とにかく本の量が膨大なのと、ある程度分類分けはされているものの、細かいところで本のサイズが違っていたりするのでそれをあわせるのが非常にめんどくさいが、そこはもう機械になったつもりで作業・作業・作業。

そしてめぼしい本があったら、それをちゃっかりキープ。先生のお許しを得て、借りられる本はさっさと借りてしまうのが吉なのだ。『ウーマンズ・データ』とかいう下ネタ満載の本をゲット。女の人のからだってこうなってるんだね。でもこれ読んだら、幻想はまるで崩れるな。女の人って気持ち悪い。男もたいがいだけど。血がこえー。

 

 

 

 

徐々に積まれていく箱の山。テーブルが折れてしまうんじゃないか、あるいは、床が沈んでいるんじゃないか、と疑うくらいの重さ、圧力がきっと5階の地面=4階の天井にはかかっている。

でまた、本を詰めていて面白いのは、

ウチのゼミの先生の

 

「専門が全くもって分からない。」

 

ということである。

ジェンダー、女性学、フェミニズムの本が続いているかと思ったら、オタク学、性愛格差に童貞論などが出てたり、急に『マルクスその可能性の中心』が現れて経済学言語学哲学が続いたかと思うと、脳科学の本が並んでいたりする。村上春樹から舞城王太郎の小説の棚の横には、『となりの801ちゃん』が影を潜めていたり、宮台をはじめ社会学が続いた段の一番上には、(対極と言っていいんじゃないかな)精神分析のフロイト全集なんかがずらっと揃っている。

 

この本棚を見て、「あぁ、この先生は○○を研究なさっているんですね。」と答えられる人がどのくらいいるだろうか。というか、いたらそれはそれで、きっと間違いであるし、あるいは、全て正解である。全部研究対象ではなくて、かつ、全部が研究対象である、みたいな。まぁ怠惰なだけと言えばそれまでだけども。

 

でも普通、研究室の本をざっと見れば、その人が何を専門にしているかは分かるものなんだろうけどね。とりわけ、隣やその隣で作業をしていたO里研究室や、Bルント研究室(ばればれ)は、すぐにラベリングができるわけではないけれど(というかそれは不可能なんだけど)、それでもある程度は「音楽」「サブカルチャー」と分類ができそうな感じではあった。何の専門?となると、やっぱり答えはちゃんと一つ返ってくるというか。

 

 

もともと、そこに惹かれて選んだようなゼミ。改めてそれを確認したような気がするな。

 

 

 

 

 

 

さて、本も詰め終わり、CD、DVDも箱へとごっそり。DVDも5本くらいちゃっかりゲットして、夏休みの課題に。課題図書と課題映像かー、何か懐かしいな。小学校みたい。そして、テレビやコーヒーメーカー、ファックスなんかも梱包し、とりあえず一段落。大体2時間半くらいだったかな、所要時間は。I田君+僕の二人でスタートし、途中からY川君が参戦(分かりやすいくらいいつもの3人)。先生はほっっっっっっっとんど何もせずに見ていただけだったが、まぁおごってもらう手前何もいえずあくせく。

17時を前にして、全ての作業が終わった。

 

 

見つけたハンガーで遊ぶ、Y川氏と先生の連れ合いM田さん。

 

 

「ハンガー頭につけると、みんな『ひっかける方側』に頭が行っちゃうんですよー。」

「え、ほんとにほんとに?」

 

その場にいたI田+Y川+M田+僕が全員ハンガーを頭に。

 

「わぁー、ほんとだー。」

 

と、全員頭が左を向く。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャっ

 

入ってくる先生。

 

 

「UFOでも呼んでるんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

他の研究室もどうやらお引越し作業中らしく、段々廊下が狭くなるのを感じながら、一足先にウチの研究室は終了。おつかれっした。見ていると、やっぱりウチの先生はまだ来て2年目ということで、モノが少ない少ない。どうやら徹夜で作業を行う研究室もあるらしく(O里研)、やっぱりうちらはあれでも楽だったんだなぁと実感。恨めしそうな目で見る他の人たちを尻目に、焼肉へレッツゴー、だった。

 

 

 

 

 


おまけ

 

その1

 

 

「 モニア 1台 」 て。

誰も持ち出さないって。

 

 

 

 

 

 

 

その2

 

 

毎週火曜日は

「NO ! 残業DAY」

らしいですよ。

M田さん、ソリティアやってた学務の人は元気ですか。

 

 

おしまい。


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逃走劇 [雑記]

えーと、「逃げる」っていうのはなかなか象徴的な行為で、まぁ何度か見たことがあったり経験したことがあったり、それこそ日常的にセカイでは行われていたりする。んだけども、よくよく考えてみると、実はそうやって「逃げる」現場に遭遇したりだとか、実際に自分が行うなんてことは、あんまり無いんじゃないかと、思ったわけである。

犬に追われて逃げるとか、あんまりないよね。

 

 

 

 

 

先日、人が全力で「逃げる」現場に遭遇した。

その逃げる様が、なんていうか、本当に新鮮で、

「いやぁ、人って本当に、逃げるんだ。」

と、

「逃げる時、やっぱり人は、走るんだ。」

という、二つの驚きを覚えたので、こんなことを書いていたりする。

 

 

 

 

 

その人物は何から走って逃げたかと言うと、

「好きな人」から、だ。

なんだろう、こう書くとロマンチックだが、

好きな人から全力で逃げたのである。

その「逃げる」という選択があまりに僕らの想像の範疇を越えていたので、

ただ、ただ、驚いた、のがその時の感想だった。

 

彼は一体何から逃げていたのか、難しいなぁ。

 

 

 

 

 

 


 

その日、彼はある女性に告白する予定になっていて、

僕を含めた回りの人間もそれをサポートする万全の体勢。

まぁサポートしなきゃいけない時点で万全の体勢ではないわけだけども(笑)。

計画では、好きな女性、A子さんとしようか、を含めてみんなで晩御飯を食べ、

そのあとA子さんを彼が散歩に誘い、道中で告白をする、という算段だったのだが…。

 

 

みんなでご飯を食べている最中からもう全てが上の空の彼。

彼、ってのもあれなので、Kくん、としよう(別に意味は無いよ))。

 

頑張ってK君とA子さんの席順を考えて、

サポートチームである僕たちは、彼らが隣同士に来るように配慮。

 

 

 

 

 

 

 

ま る で 中 学 生 だ な 。

 

 

 

 

サポートチームの女性Tさんも、

「こんなの、大学四年になってまでやるとは思わなかった。中学生かよ(笑)。」

と一笑に。

まぁでも楽しいことはこの上ない。ある種の退行現象じゃないけど。

 

でも、もうなんだろう、

サポートチームの腕前が良すぎて(自画自賛だけど、多分すごいよこれは)、

自分たちが笑ってしまった。これは、出来すぎだろー、と。

 

その、サポートチームも全員が曲者というか、妄想癖があるというか、

日ごろ、「こんなシチュエーションで恋に落ちられたらいいな。」と日々妄想しているものを、

この二人になぞらえて披露していく、のが目的にすり替わる。

いかに二人がいい感じになれる会話を作り出すか、のプレゼン大会のようで、

そこに、チームの構成員全員が全てを賭けていたのだ。これは、楽しいぞ。

 

 

 

演者二人を目の前にした、脚本創作活動、その繰り返しがずっと続いていった。

誰が一番上手いスルーパスを出すか、みたいな。

 

 

 

で、さっき言ったようにもう目的がすり替わっているから、

二人をくっつけるということなんかそっちのけで、

サポートチームがサポートチーム同士を評価しあうような、

誰が一番上手いスルーパスを出したか、そのパスのどこが良かったか、を分析するような、

もう良く分からない会になっていった。

だからもう、ゴールが決まるとかはどうでも良いんだよね(笑)。

K君にとっては切実な問題なんだけど。

 

 

A子さんがトイレに立つと、チーム全員で、

「あのパス良かったよー。決めろよK君。」

やら、

「あのパス、いいスペースを突いたよねぇ。」なんて品評会。

冷静に見ると、これは二人に失礼千万だな。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでお食事会も終わり、ついにお誘いタイムへ。

サポートチームもすっかり楽しみ終え、後は何も知らない振りして、

彼らを二人っきりにし、誘うチャンスを与えてしまえばそれで良い。

 

駐車場に上手く二人を残し、周りで品評会の続きを行うサポートチーム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、

ばらばらに帰っていく二人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいやいやいやいや(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まてよKくん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、彼はどうにも誘うことができないらしく、

 

ただ帰っていくA子さんの背中を見守るばかり。

 

 

 

 

 

 

 

Kよ、それでいいのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

煮立ったTさんが、

「Kくん、ほんとにそれでいいの?

 だめでしょ。私たちはいいけど、だめでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこくるり君、電話しよ、電話。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A子さんの電話番号を探して、

ちょっと忘れ物があるから戻ってきてよー、と呼び戻す作戦に。

 

 

 

 

 

さすがに、心を決めておいてそれはないだろうと、

Kくんにもう一度チャンスを…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってあれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全 力 で

走 っ て 逃 げ る K く ん 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダメ、俺、逃げるよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

して本当に、逃げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいやいやいやいや(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

固まってしまったサポートチーム。

 

その、

本当に嫌なら「電話やめてよー(笑)。もう無理だから。」

って言えばそれで済むはずだったのに、

なぜ逃げたのか。チームはもうただただ驚くばかりで、全員が「なんで?」とつぶやく。

 

 

 

この光景、今見るとすごいおかしいな。

 

 

 

 

チームのMくんも、

「逃げることはないでしょうに。いやいや…。もう、ただただ、びっくりだよね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間が逃げる現場というのを、あんなに鮮やかに見られたのは久しぶりだったように思う。

あんな純粋な逃走劇というか、怖いものから、素直に逃げる、あの感じは、

そんなに経験できるものじゃない、だろう。

 

僕らが日ごろよく触れたり見たりしているような「逃げ」は、

どこかせこかったり、

逃げるが勝ち、みたいなずるさを内包していたりするけれども、

その日の彼の「逃げ」は、そういった打算的な逃げや隠れではなくて、

 

ただただ純粋に、怖かったから逃げた、というものであったと思う。

理由とかそういうもの抜きに、ただ天敵から逃げる動物のような、

姿勢とスピードを持っていたように思う。スピード。これもキーワードだね。

速いんだよ、逃げるっていう行為は。すごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、言ってしまえばただのチキンなんだけども、

それでもあの「逃げ」だけは、なんだろう興味深かった。

いや、まぁ、チキンなんだけどね。

誘えよ。

 

 

その後はKくんの家で反省会。

サポートチーム何名かが残り、トラウマを取り払う作業にとりかかった。

このチキンがー。

 

 

 

 

 

 

それにしても、打算的な逃げって言うのはかっこ悪いけど、

純粋な逃げ、っていうのは魅力的だねぇ。

彼は何から逃げていたのか、自分から?超自我から?父から、か母から、か。

なんだろうなぁ。サポートチームから逃げていた、いやでもそれは違う気がするし。

 

 

 

 

 

 

 

みなさん最近、逃げてますか?

 


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そこくるり2、一周年! [雑記]

えー、2006年6月18日よりちょうど1年が経過。

そこくるり2も晴れて一周年とあいなりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

記事数にして、大体400前後、公開しているのは360くらい。

今気づいたけども、一日1回を越えてるんだね。これ。

 

 

まぁただ、MoBlogでの投稿がちょっとえげつなかったりするので、

実質、二日か三日に一回くらいの更新ペースだったんじゃないかな。

PeaceNow沖縄と横浜DAYTOUR実況中継2007が127もあるという。

 

 

 

 

 

一年間続けてみて、色々と分かったことと、まだまだ分からないことと、

色々あるけれど、

なんだろうな、一年前よりは格段に成長した気がする。うむ。

またちょっと読み返してみると、色々と面白いことをやっていたり、

逆に忘れていたりすることが実に多い。

企画を立てて滞りっぱなし、みたいなのもあるしね(苦笑)。

難しいところ。

 

 

 

更新頻度を見てみても、忙しい時ほど逆にたくさん更新してたり、でも忙しすぎると更新できてなかったり、その時の精神状態みたいなのまで自分では省みられて非常に楽しい。あの時はあれがあったからなぁ、みたいな思い出し苦笑いをしつつ、まぁその恥ずかしさも自分だしね。

 

 

 

 

とりあえず決めたことはある程度守って、1年間こられた気がする。

これからも同じようなペースで続けていけたら、良いかな。

 

 

 

ついで、

「そこくるり2.5」

 

 

MoBlogバージョンがスタートします。

ケータイで撮った写真をつらつらと上げるのがメインになると思うので、

興味のある方はどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

そもそも、「何でblogとか書くのか分からない。日記を公開するのか分からない。」なんて、とりわけとくダネの小倉さんなんかは言っているけども、いややっぱり、人間だれしも認めて欲しいんだと思うよ。つながっていたいとか、誰かに必要とされたいだとか、そういうことは思っちゃいかんのかね、と最近思う。

浅はかだ、とか、別に公開しないで日記帳つけとけばいいじゃん、とか、いくらでもそういうことは言えるんだけどさ、それじゃ誰も得しない気もするんだよね。うーん。

mixiにしてもそう。コメントを書かないといけないルールみたいなの、踏み逃げ、だっけか、あれは確かに馬鹿馬鹿しいというか、「じゃあお前、コメント書かずにはいられないような内容の文章を書けよ!」と思うけども、でもそれもまた難しいところだしなぁ。

惰性や開き直りを指摘するのがやさしさか、そのままそっとしといてあげるのがやさしさか。

自分がそうならないようにまず気をつけることから始めないとね。

 

 

 

 

確かに、1年前はもう、

「てめーら内容の無い文章ばっかり書きやがって。つまらんつまらん。」なんて思っていたけど、

いやー、自分も内容が無い内容が無い。また「なんとか面白いことを書こう」と思えば思うほど、全然面白くなくなるんだよね。ネタと一緒。だからといって、気負う気持ちをなくしたら終わりだしなぁ。実はなかなかの塩梅で、一年間続けてこられたのかもね。飽きっぽい僕にとっては割と奇跡。

そう、継続は力なり、なんていうけども、なんだろうな、

継続するのに力が要るだけで、継続しているから力がつく、なんてことはあんまり信用ならんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、もう1年、になるのか、どうなるのか、

今度はやめるタイミングを探して続けていくという、

なかなか面白い目的の下に進んでいくんだね。

頑張らずにいこう。

 


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モバイルSuicaですよ [雑記]

一ヶ月ほど前から、「モバイルSuica」なるものに手を染めた。

これ、便利と言うかなんと言うか、怖さがなくなってきたのが面白くもある。

 

 

ケータイでピッとするだけで、電車もバスもパスモ!にのっとり、自動改札を白いSH902iで抜けていくのは想像以上に気持ちいい。それは別にカードSuicaでも同じなんだろうけど、チャージの手間すらないことを考えると、ケータイで電車に乗れてしまうのは想像以上に便利だなぁ。スマートさというか、なんだろうな、スタイル?

時々、ごくごく稀に、「改札を通ろうとする瞬間にメール着信!」みたいな奇跡が起こると、「ピンポーン、係員にお申し出下さい。」みたいな恥ずかしい事態に遭遇してしまうが、それを除けば非常に便利でもある。

 

もちろん、その代償?はあって、クレジットカードを登録しないといけない。だから、落としたらちょっと怖いなぁ、というのが普及にブレーキをかけている要因ではあると思う。もしケータイを落としたとき…と考えると確かにおぞましい。チャージする際には暗証番号が要求されるのだが、「既にチャージしてあるお金」分については消えてなくなると考えて間違いないし。

 

「何か、全てのものがケータイ一つに集約されていっている感じが、怖い。」

なんて声がもう散々聞こえてくるけど、

 

そんなにケータイって落とすもの?

 

 

 

別段余裕をかましているわけではないが、ケータイは落とさないでしょ、という実に傲慢な論理で自分を納得させ、モバイルSuicaに手を染めた僕。なんだろうなぁ、切符買う手間が省ける、なんてこと以上の便利さをもらえた気がする。「切符を買わなくて良い」っていうのは、=「切符がいくらか考える時間が要らない」というわけで、むしろ財布を出すことすらなくなっている今の自分の状況を省みると、これは進化なのか退化なのか…。

 

チャージが1000円を切ったら、そろそろチャージしておくかー、と、アプリを起動し5000円と入力。

2~60秒待つともうケータイには相応のお金が入ってしまう。

すごい世の中だよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、それだけ頻繁に電車を利用するような身分にいる、っていうのも、モバイルSuica導入を決意させた大きな大きな要因なんじゃないかとも思うけどね。そしてこれが「Suicaは未来のお金!」論に繋がっていく。

嬉しいことに、今の身分はその行為がある条件を満たしている限りにおいて「交通費」が至急される。

 ↓

「交通費」はモバイルSuicaで後日請求される。

 ↓

「経理」のお姉さんに「交通費支給願い」を出すと、お金が貰える。

 ↓

ウッハウハ

 ↓

後日クレジットカードでダメージ!

 

 

 

つまり、お金を「引き出す→手に入る→使う」という風に普段は行っている作業が、

モバイルSuicaを使うと逆転する。「使う→手に入る→引き落とされる」みたいに。

この工程がまた面白かったりもするんだよね。

何だろう、別に使う金額は変わっていないのに、「使えば使うほど儲かる」みたいな印象を得てしまう。

これは怖いぞ!未来のお金、となってしまうと、急に他人事に思えるのは、なぜだろう。

別に「お金」に限った話じゃないか。

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えながら、またSuicaでジュースを買ってる自分が居てね。

慣れっていうのは怖いものです。


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合格発表くらい掲示してくれよ! [雑記]

さて、前期入試も終わり、次にやってくるのは合格発表となった。

我らが横浜国大も、例年のように合格発表が行われるのだろう…

と思っていたら、ちょっと今年は難儀なことになってしまったらしい。

 

 

横国HPより

平成19年度横浜国立大学一般選抜入試合格者番号掲載予告

平成19年度横浜国立大学一般選抜入試の合格者番号の掲載を次のとおり行います。

掲示による合格発表は行いません。

なお、本学では、合格発表の情報提供には万全を期していますが、合格者については合格通知書をもって正式な通知といたします。

(前期日程) 平成19年3月7日(水)13時から平成19年3月9日(金)17時まで掲載します。

(後期日程) 平成19年3月21日(水)13時から平成19年3月23日(金)17時まで掲載します。

(学務部入試課)
 

 

 

下線の部分、これが非常に切ないのである。

掲示による発表が行われない、それはすなわち、

 

こんなことや…

 

 

 

 

 

こんなことが…

 

 

行われないことになる、ということだ。

学内にある掲示板に、合格者の受験番号を載せた紙を、

貼り出さない!のである。そーゆー時代になったのか。

もうインターネットで見なさいよ!ということか。

 

 

野暮ったいぜ。

 

人生に一度(であってほしい)大学の合格発表を見るために、

遠路はるばる、ないし地元だから、という理由でやってくる人たちの、

喜びと悲しみがより爆発するこの掲示板前のお祭りが、

もう行われないとなると寂しくて仕方がない。

 

 

合格発表レベルの話になると、なんというか、

人の隠しきれない感情が絶対に表れ出てくるので、

非常に面白いのだ。

 

いくら嬉しさを我慢しても、顔の筋肉が上につりあがり、

いくら悲しさを我慢しても、首は角度にして10度くらい下へ垂れる。

大学の正門へと続く道は「合格者ロード」と「不合格者ロード」に見事に左右で別れ、意気揚々と天を仰ぎながら帰る人間と、ケータイ電話の画面を見つめながら帰る人間が、悲しいかな見事な好対照になるのだ。

 

 

 

もっと面白いのは、来ている親御さんですら、

感情が抑え切れなくなってしまうところだ。

人生酸いも甘いも噛み分けたようなお年のおじさんおばさんでさえも、

ニヤニヤニタニタするのである。かわいくて仕方がない。

自分の息子や娘と受かった受験番号を並べてツーショットにし、

パチパチと写真を撮っている姿を見ていると、

「合格発表」の主人公はむしろ親御さんなんじゃないかとすら思えてくる。

 

 

こんな面白い行事が、行われなくなるわけだ。

なんとももったいなくて仕方がない。

毎年見に来る人は、平均で100人くらい?だったように記憶している。

ひしめきあうサークルの勧誘や、

この日だけ妙な輝きを見せるオレンジのアメフト集団。

彼らは実はこの日のためだけに活動してるんじゃないか?

 

 

ひっそりとした喜び方も、ひっそりとした悲しみ方も、

なんだろうね、押し殺しているが故になお魅力的、というか、

チラリズム的な要素がきっとこの合格発表にはあるんだろうな。

 

 

 

 

 

以上写真は全て昨年のもの。

見れば見るほど面白いのに。

まぁ、まぁ、大学も費用対効果を考えると、インターネットで見とけばいいんじゃね?という対応なのだろう。あとは郵便か。確かにこのご時勢、足を運んでもらう理由などない。

けどもなーーーー……

 

 

 

 

 

僕の場合は、

合格発表の日、

モンスターファーム2でヴァージアハピをバナナ育成していると、

母親から電話がかかってきて、

開口一番、「受かってたでー。」

と言われ、

ガッツポーズも何も出なかった。

 

この辺の妙なうらめしさというか、鬱屈が、

他人の合格発表見たさ、なんかに現れているのかもしれない。

ほらそこ、また悪趣味なんて言わない。

 

 

 

 

 

思えば高校の新聞部の時から、

合格発表を取材する側の味を占めていた気がするな。

 

 

そこくるり2は、横浜国立大学の合格発表掲示復活を願います。

 


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