SSブログ

踊る阿呆に、見る阿呆。 「大和阿波踊り」 [レポ]

大和で行われている、神奈川県大和阿波踊りを見てきた。

27,28の二日間、前夜祭も含めると三日間、

神奈川県は大和で阿波踊りが行われるこのお祭り。

 

 

単純に面白そうなイベントなのと、

みんな大好きD君が踊るということで、直々にお誘いがあったので夕方から向かうことに。

いやー、面白かった。

 

 

 

 

午後五時過ぎに大和駅を降りると、浴衣やお祭りルックに身を包んだ人たちがわんさか。

空はちょっと曇っているものの、うだるような暑さだった昼間から比べるとずいぶん過ごしやすいもの。

とりあえず、17:30から踊りは開始するようなので、それまで少し駅前散策を。

 

 

 

午後五時、まだまだ日は高く、すいかやカキ氷がおいしそうおいしそう。焼き鳥に、じゃがバターに、焼きそばに、アイスやさつま揚げにケバブに…と、どこぞの学園祭で見たような風景画並ぶ。阿波踊りをメインに据えているようなフリをしているものの、やっぱり、メインは、「お祭り」なのだ。ポトラーック。

 

年齢層は実に様々で、夏休みに入った小中学生、高校生フレンズやカップル、大学生それ以上は言うまでもなく、ご年配の方々から家族連れとまんべんない。カキ氷を片手に駆け回る小学生の孫を見ながら悦に浸っているじいちゃんばあちゃんを見ているとこっちまで幸せになってくるな。お祭り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、広場に出た途端、どたばた騒ぎが。

 

うおい!

 

 

 

 

 

警察が3人がかりで取り押さえ。

 

 

 

なんだなんだなんだなんだ、

 

 

 

 

 

 

吼える暴漢。

お酒に酔ったのかどうなのか分からないが、なにやら大きな男が暴れている様子だった。

のっけからこえー。

言わずもがな、お祭りはヤンキーの聖地そして活躍の場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局警官が7人くらい来て、全員で署まで運んでいった。

 

歩けよ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんなごたごたも祭りの風物詩。

傍目に楽しみながら、阿波踊りが行われる通りを少し歩く。

 

 

少し雲の間から光が差したようで、夕暮れが顔を出す。やー、良い感じじゃないですかー。

 

 

と、時計を見て、もう開始まで5分じゃないか、気づいた頃にはもう遅い。

結局D君のスタート地点はおろか、現在地もつかめないままに17:30を迎えた。

 

 

「生活が第一」なんて旗をよそに、道路を歩行者天国にして町を挙げて行われるこのお祭り。

皮肉っぽくていいな。さすが。

二日間の中で、一日大体25くらいの団体がそれぞれに演舞を行うことになっているらしい。

町の中の通りに番号をつけて、その界隈を全団体が同時進行的にローテーションして回っていくのだ。

踊る団もいろんな地域ごとに分かれていて、持ち寄り型のお祭りのよう。

おみこしの変わりに、自分たちを出し物にするような。

 

 

 

 

 

 

 

祭りと言えば出店ということで、

様々なお店が軒を連ねる。

「軒を連ねる」なんて言葉、こんな時くらいしか使わんなー。

 

風鈴なんて粋なものから…、

 

 

 

 

吊り上げ式の福袋…、

 

 

これ釣る意味が全く分からないな。

 

 

そして外れのほうには、全く流行らない、

「バザー」のようなお店。

 

 

いやー、哀愁漂う姿もお祭りの一部分。

 

子供たちは百円玉を握りしめて、誰が何を買うかじゃんけん。

この辺は都会も田舎も変わらないなー。いや、大和はそんなに都会じゃないか。

 

 

 

 

じゃんけんした後に彼らが向かったのは…、

 

 

 

カメすくい!

 

 

これは(笑)

 

 

懐かしさが刺激される。

でも今は、ひもとするめで釣る、とかじゃなくて、

 

 

こんなプラスチックでごっそりすくえる様子。

おいー、盛り上がらねーなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな店が、阿波踊りの通りと通りの間にずらっと続いていた。

りんご飴に、射的に、くじびきやらお面、

 

 

 

あと最近のスーパーボールすくいは、

 

こんなことになってるのかね!

 

 

 

 

 

速ぇぇぇええええええええええええええええ!

 

これじゃすくえないだろ(笑)。

 

 

最後に、風船売りの人を見て妄想。

 

 

この女の人、そのまま飛んで行ったらな~。

「あれ、私、浮いてる…。。。。。。!?」

キャー、みたいな。

手を離せばいいのに、離せない、みたいな。かわいいな。

 

 

 

 

 

そんなこんなに笑いながら、一通りお店めぐりは終わり。

メインの阿波踊りを楽しまねば。

 

 

 

 

 

 

 

先ほど書いたように、各団体は通りをローテーション。決められた順番どおりに、自分の「通り」を守りながら、徐々に漸進していく。①の舞台上から始まって、⑫くらいまであったかな、場所は。肝心のD君は④からスタートだということは知っていたけれども、④がどこか分からないので意味がない。なのでとにかくこちらも練り歩くところから始める。

 

 

大きなステージが駅の裏側に組まれていた。

ソーラン節(と一緒にしたら怒られるか)みたいだなぁ。

通りで行う一連の流れを、この舞台の狭い中で行っていた。

でももっと変な踊りだと思っていたけど、阿波踊りかっこいいな。

 

 

 

踊りを終えた人たちが、すぐに真横を通る。

衣装が素晴らしい。

 

 

団ごとに、それぞれがファッションショーのよう。

カラフルで、それでいて暑苦しくないのはやっぱりお盆という時期に踊るからかな。

 

 

偶然(っても確信犯だけど)撮れたかわいい人。和服っていいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、舞台を離れて、実際に踊っている通りへと足を運ぶ。

案の定、道端は人の山。ハマコイ祭りの時の横浜を思い出した。もう1年経ったのかー。

沿道は歩くのがやっと。

 

 

聴衆を両サイドに、真ん中では真剣な踊りが繰り広げられていた。

 

 

こんな細い通りでも、足並みをそろえて進んでいく集団はすごい。

やー、目の前で見ると圧巻だな。

いわゆる「おっさん」たちが踊っているんだけども、こういう時の気合の入りようを見ると、

やっぱり男ってかっこいいなー、と思う。

日ごろ、スーツで営業している人たちが姿を変えて踊っていると思うと、

何か抵抗しているみたいで良いね。

 

やっぱり将来は祭りのあるとこに住まないとなー。

お祭りはやっぱり男の見せ場でしょ。

 

 

 

 

 

 

 

一番大きな通りに向かうと、空はいい感じに暗がり始めていた。

 

 

祭りの雰囲気も徐々に高まる。

 

やっぱり色々な団体を見ていると、それぞれに基本となる動きは同じものの、小さな違いがたくさんある。足の動きとか、掛け声とか、編隊、並ぶ順番とか。あと構成する人たちにも大きく違いが。女の人たちばかりの団体やら、子供が積極的に引っ張っていく団体やら、おっちゃんおばちゃん入り乱れて踊っているところもあって、それぞれ面白い。

 

いわゆるソロパート、みたいなのを作って見せ場みたいにしているところもあったりしたなー。

 

 

こちらは向かい合って、お互いに近づいて踊り比べ、をしていた。

 

こうやって見ていると、なんだかブレイクダンスと同じような系譜にも見えるなー。

相手と戦うための踊り、みたいな。

 

 

 

 

 

さて、結局D君の居場所がつかめないまま、1時間が経過。

おい。

 

とりあえず本部のところに行ってみることに。

そこなら何かしら、分かるだろう。

 

なにやらハイテクな機械を発見。

 

 

SUGEEEEEEEEEEEEEEEE

 

このコンピュータで、今どの団体がどこを歩いているかが把握できるようだ。

GPS的なものを活用してやってるんだろうなー。いやすごい。

そこで、文教大学連さんはどこですか、と聞いて、場所を把握。

さて、D君を見に行かねば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら先ほどのメインストリートをこれから通るらしい、ということで引き返して、

なにやら大学生くらいの集団を発見した。

そしてD君も発見。

 

カメラを構えていると、

 

 

 

 

「Pさん、ちょっと(笑)。」

 

と迫ってくるDくん。

 

 

 

ど ん だ け 笑 顔 な ん だ よ 。

 

あとなんかちょっとヤマジュンみたいなポーズだな(笑)

 

文教大学連に、横国の県人会が一緒になって参加する、ということになったらしく、

打ち合わせに行く時から、楽しそうにしていたD君。

本番の踊りを見ても、気合の入り方が違う。

こんな生き生きしている姿、LDでは見たことないぞ(笑)。

 

 

 

 

話もそこそこに、すぐ踊りがスタートした。

ちょうちんがなかなか大和の商店街に映えてたねぇ。

 

 

掛け声と共に、踊り歩く大学生たち。

D君、かっこいいね。(ネタ)

 

 

動画も撮ったので、こっちのがいいか。

 

 

なぜかズームすると、サービス精神を見せるD君。気づいてるのか(笑)。

 

あと掛け声も。こんだけ大きな声出せたら気持ちいいだろーなー。

やっぱり日本の踊りってのは掛け声あってこそ、なんじゃないか?

あとその時の言葉遊びみたいなのも面白い。

 

 

 

飛び入りで踊りに参加するおばちゃん。

そう、この飛び入りも、阿波踊りの重要な要素なんじゃないかとも。

 

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損、とばかりに、

突然参加した人たちが通りを沸かせるというシーンが何度もあった。

 

 

 

 

最後に全員でなにやらジャンプ?して一通り終了。

 

 

ほいお疲れー。

 

時間はまだ18:30で、これを九時、21時か、くらいまで続けるらしい。

ひえー、ヘビーだな。

まぁでも楽しそうでなにより。踊った後のお酒はさぞおいしいだろーねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、阿波踊り見学も終了。

大和駅へと戻ってきた。

 

 

やっぱり祭囃子が聞こえると、人はテンションが上がるもの。

でもやっぱり踊ってる当の本人たちが一番楽しいだろうなー。

あと鳴り物を鳴らしている人たちも。

笛に太鼓に旗持ちと、そこまで含めて一つの連、団みたいだし。

 

D君いわく、「阿波踊りは持久戦」の言葉通り、

長い時間をどれだけ踊っていられるかが勝負。

踊ってる方も大変だけど、周りの人も大変だろうな。

 

 

 

 

 

今回は全部で30くらいの団体だけども、

徳島では1000くらいあるとのこと。多いな。

それが延々と踊り続けるわけだから、もうさながら、

テロみたいなもんだよね。阿波踊り。

民族的テロ。いいね。

 

 

犬と戯れて大和を後に。

楽しかったな。

 

さてまだ夏は始まったばかり。

お祭りシーズンを楽しまねば。

 

 

 

 

 


今日の腐女子~

のコーナー

 

 

なんでこう、腐女子はニコイチ、なんだろうねー。

NANAみたいなのが多い気がする。

腐女子かわいいよ腐女子。

 

 


nice!(1)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 5

フェル

すごい楽しそうなお祭りですね
腐女子可愛いよ腐女子

Dさんの前の子はたぶんDちゃん好きになるねwwwwww

とても面白い報告ですた

眼鏡の子が門脇まいたに似てて吹いた
by フェル (2007-07-29 20:44) 

なるみ

どんちゃんかっこよす!!
by なるみ (2007-07-29 23:03) 

Tz

これなんて田代!!

ということで通報してきます。
by Tz (2007-07-30 12:01) 

buribri

浴衣の女の子、かわいい女の子、腐女子、ブログにUPするにはヤバめの写真ではないでしょうか。肖像権
by buribri (2007-07-31 10:26) 

nasujirou

>>フェル

どんちゃんかっこよす!

まいたかわいいよまいた。



>>なるみ

どんちゃんかっこよす!
あとは精神面もかっこよくなってほしいね!



>>Tz

田代ももう古いなー。



>>buribriさん

ご指摘ありがとうございます。
なんだかごめんなさい。
ご迷惑であれば。
by nasujirou (2007-08-01 01:52) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。