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へこむ県ランキング 決勝トーナメント編 [ひとりあそび]

ベストヘコミスト賞をかけた壮絶な戦い。

日本でもっとも「へこむ県」はどこなのか?

地域選抜戦を終えて、

いよいよ決勝トーナメントだ。

 

前回の記事より、

今回出揃ったブロック代表はこちら。

 

 

そこくるり乱数(脳内)(適当)で割り振った組み合わせで、それぞれが敗即滅の戦いを繰り広げる。本当に頭の中をからっぽにして組み合わせたので、変な当たり方もあるだろうがそこはドンマイで。

 

順々に戦いを振り返ろう。

 

□大分vs山口  大分の勝ち

「別府」vs「下関」、「地獄」vs「ふぐ」と、

なかなか通好みな戦いが繰り広げられたが、大分の辛勝。辛勝必罰とはよく言ったもんだ。

 

□島根vs栃木  島根の勝ち

島根はさながらビンゴゲームのFreeSpace。最初っから空いている。ずーっと。

栃木県は宇都宮線の存在が大きな敗因となった。やはりメジャー度は餃子の国に軍配。

島根はまだまだ底力を隠していそうだ。

 

 

△大分vs島根  島根の勝ち

「大分出身の女の子」、「島根出身の女の子」どっちが残念かという話になる。

明確な根拠も見つからず、どちらも純朴に純朴を塗り固めたような姿が思い浮かぶ。

しんどいなー…と思いつつも、「島根出身です♪」という女の子の方が想像しづらい、

という理由で、準決勝進出は島根に決定した。

 

 

 

□茨城vs佐賀  佐賀の勝ち

やはり関東というだけで保たれる優位性。関東のナンバーワンであっても、九州ブロック2位にすらかなわない。佐賀はそれだけへこむのだ。ああ、へこむ。佐賀出身。そりゃ隠したくなるわな、松雪泰子。

 

□三重vs岐阜  岐阜の勝ち

奇しくも中部の古豪が一回戦で雌雄を決することとなった。新幹線の駅という一大ステータスを保有する岐阜に対して、伊勢という隠し剣を持っていた三重。お陰参りされるほどの地方だったという史実が三重の底を上げたため、よりへこむ県は岐阜に。岐阜、高山とかあるけどなー…。へこむ。「岐阜出身です!」「え、どこ?」

 

 

△佐賀vs岐阜  岐阜の勝ち

さてさて面白いもので、県が絞られれば絞られるほど、それぞれの県の良いところが見えてくる。だんだんと二人ともがフォローアップをするようになり始めていた。

そこで佐賀に現れた救世主は「がばいばあちゃん」。

岐阜にはただのばあちゃんしかいないだろう。

ということで岐阜の勝ち上がり!ただのばあちゃんだけって、へこむ。

 

 

 

□香川vs滋賀  香川の勝ち

小豆島vs琵琶湖。やはり日本一の認知度を誇るMotherLakeの力は強い。近畿の水がめのおかげで、滋賀はよりへこまない県となった。逆に香川は最近の原油高からくる小麦粉の値上げによって、切り札の「讃岐うどん」までもが微妙な扱いになってしまっている。へこむ。

ということで香川の勝ち抜け!

 

□福井vs岩手  福井の勝ち

また優勝候補がここで姿を現す。福井だ。岩手は一応日本一の面積を誇る“県”らしい。ということでまだ誇れる要素はあった。何があるのかは未だに分からないが、それは両県同じである。

福井はさらに原発があるなど、へこむ要素にだけは事欠かない。優勝候補は強かった。

福井の勝ち上がり。

 

 

△香川vs福井  福井の勝ち

さてそろそろ福井が本気を出してきたな、と二人は感じていた。

香川を簡単にひねりつぶし、準決勝進出決定。細長く伸びたあの県の形すらも、マイナス要素へと姿を変える。ああ、すばらしきかな、福井県。へこむ。

 

 

 

△福島vs富山  富山の勝ち

 

こちらはシードなので、勝ち上がったほうが準決勝進出となる。

試合は、福島がその武器「会津」でごりごりと押す一方的な展開。富山はなすすべなく、ただただへこむ。ああ、本当に、富山って、何があるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、やっと準決勝進出県が出揃った。

 

順に、

 

島根、岐阜、福井、富山。

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ…

 

 

 

 


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さて組み合わせは、

島根vs岐阜

 

福井vs富山だ。

 

もう全部優勝で良い気すらしてきたが、とりあえず戦わせてみる。

 

島根vs岐阜、こちらは割とすんなり決着がついた。勝敗から言うと、島根の勝ち、である。やはり何度も出てきたが「山陰」というネガティブラベルは永続的に剥がせないものとして島根の背中にべったりと張り付いており、その粘着部分によって出雲大社なぞ隠れてしまっていた。

岐阜は健闘したもののベスト4止まり。それでも十二分に自己紹介したくない出身県として、これからも永らえることだろう。

 

 

続いて福井vs富山。はぁ…。これこそホントに甲乙つけがたい県同士だ。もはや理由すらあまり覚えていないところが、両県のレベルの高さを思い知らせてくれる。

結果的に富山が勝ったのだが、

なぜ勝ったのかは

まったく思い出せない

すばらしい。

 

 

 

 

 

 

 

そして最後、決勝である。

島根vs富山

 

 

どうするよ、この戦い…。

普通、日本一良いところを決める!というような場合は「○○が良い!」「○○が名産!」「○○って有名人の出身地!」「○○があったところ!」と、理由はいくらでも出てくるのだが、この「へこむ県ランキング」の場合は、決勝に近づくにつれてどんどん「要素」が出てこなくなってくる。非常に面白い。要は、より「なにも浮かばない県」が、勝者となるわけである。

 

として、

堂々の1位は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島根県!

ベストヘコミスト賞!

おめでとうございます!

 

 

どーーーーーーん!

 

富山も捨てがたいが、やはり島根には勝てなかった。もう、理由などない。

 

 

 

 

 

 

 

 

I田くんの言う「裏日本ベルト」が、やはり上位を占める結果となった。

 

やはり「日本海」というものに付きまとうネガティブイメージは、

どう頑張っても拭い去れないようだ。

 

 

わざわざホワイトボードを使ってやるほどのことだったか?

と聞かれると何とも言えないが、

それなりに面白い結果になったんじゃなかろうかと二人は自負している。

なにより、しゃべってて楽しかった。

 

 

えー、槍玉に挙げられた県にお住まい、あるいは出身の皆さん、どうもすみませんでした。

ちなみにI田くんは広島、そこくるりは滋賀と、二人とも西日本出身なので、多少の「西バイアス」みたいなものはかかっているかと思います。決勝も島根(広島の近県)vs福井(滋賀の近県)だしね。東北とかは、もっと突き詰めれば余裕でベストヘコミストを狙えるくらいの残念さを持ってたりしそうだしなー。

 

 

 

 

 

長々とお付き合いいただきありがとうございました。

そこくるり2は、へこむ県全てを応援します。

 


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