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大神 [ゲーム]

世間は『スマブラX』で大騒ぎの最中、

やっとのことで、『大神』をクリアした。

いいゲームだった。さすが。

 


大神(OKAMI)

大神(OKAMI)

  • 出版社/メーカー: カプコン
  • 発売日: 2006/04/20
  • メディア: ビデオゲーム


文化庁のエンタメ大賞に日本ゲーム大賞と各所で絶賛、人気なわけも分かるゲームだった。

 

 

あらすじもまぁ分かりやすい、勧善懲悪。

wikiによると、


百年前、英雄イザナギによって封印された怪物ヤマタノオロチ。その戦いの際に、イザナギをさまざまな神秘の力で手助けをした白狼・白野威(しらぬい)は、神木村にある神木の袂に像が作られ、村の守り神として祀られていた。

しかしそれから百年が経ち、オロチを封じていた宝剣『月呼』が何者かに引き抜かれ、オロチは復活してしまう。だが、木精サクヤ姫の力で大神(狼)アマテラスも神木村にある白野威像に宿り復活。ヤマタノオロチを倒すために、またナカツクニの安寧を取り戻す為に、旅に出る。


という感じ。主人公が狼、とある通り、操作するキャラクターも動物の姿そのまんま。『動物番長』を思い出すかのような「狩り」の視点で事物が動くから、なんとも爽快だった。

 

 

 

まず良かったのはグラフィック。とにかくキレイ。

特に、「大神降ろし」のシーンが最高すぎる。ネットに全部入り動画があったので転載。テレビの画面で見たらもっと感動するよこれ。妖気で汚れている「タタリ場」が、桜の木の力で浄化されていくー、って言葉で言うよりも見たほうが早い。

 

ニコニコの方が高画質なんでお勧め。

 

 

 

 

はー、久々に見ても心が洗われるようやね。BGMもうまく作ってある。感動するように。

あと、画像のキレイさが「解像度」や現実の「再現度」に向かっているご時勢に、デフォルメの極みとも言えるような筆絵を使っているのが秀逸。リッジレーサーみたいなリアルさのこのゲームも遊んでみたい気はするけども、やっぱりこのくらいの曖昧な線で描かれている方がこのゲームの世界観には合ってただろうね。

「過去なんて、曖昧なもんなんだぜ。」とか、「歴史やら伝説なんて霧中の話なんだぜ。」みたいな、そんなメッセージすらも感じられるグラフィックだった。絵巻物の中でゲームしてるみたいな。

 

あとは、そうやって曖昧なグラフィックにしたほうが、地形とかを作りやすかったのかも。マップの限界判定や敵への攻撃の当たり判定もそれなりに適当だったし、そんなところで勝負してないよ、というゲームなんだろうね。とにかくキレイさとシナリオ、が売りのゲーム。

 

 

で、今書いたシナリオ、その秀逸さもこのゲームが売れた原因。

構造だけ見ると、ゼルダや聖剣的な「あれをして、それをすると、こうなる。」みたいなフラグタッチゲーム。しかしそれらRPG、アクションRPGが面白いか面白くないかの判定は、「作業ゲー」になるかならないかで決まってくる。

DQとかFFとかみたいに「経験値」がゲーム内のキャラクターに蓄積される場合は、「作業」もゲームの一部として組み込まれて良いのだが、この『大神』も含めた前述のようなゲームだと「経験値」は、我々プレイヤーにたまるようになっているため、同じ作業の反復はただの繰り返しでしかなくなる。だからそれをうまく回避するように、新しいアクションを追加したり、シナリオで「おぉー」と思わせたりするという技を使わなければいけないのだ。

 

 

として、『大神』が、筆技を13に分けたのは大正解。敵キャラの倒し方やダンジョンの謎解きに、プレイヤー自身にたまった経験値を発揮する場がたくさん用意されていたのは、上手いの一言。若干、謎解きのヒントがダイレクトすぎたり(イッスンしゃべりすぎ)、逆に敵キャラの倒し方が分からなさ過ぎて焦ったり(姑獲鳥がいつまでたっても倒せなくて死んだ)、バランスはもうちょっと取ったほうがよさそうだが、それでも面白かった。あと、もうちょっとアマ公の走るスピードが速ければなー。

 

 

で、そうしたアクションも含めたストーリー作りがこれまたよかった。

日本を舞台にしたゲームはまぁそれなりに結構出ているが、これだけ時代をまたぐようにシナリオが展開しているゲームはあんまりないんじゃなかろうか。「戦国時代」やら「江戸時代」にスポットを当てたものはたくさんあって、ゴエモンに天誅に、サムライスピリッツや戦国無双なんてまさに、か。新撰組系のものとか、『Live A Live』のおぼろ丸シナリオとかも思い出すな。あともっと遡ると、『くにおくん』シリーズの珍道中とか、『からくり剣豪伝ムサシロード』とか。ムサシロード知ってる人はどのくらいいるだろうね!クソゲー!アニメじゃないよ!アニメのゲーム化だけど!

 

おいといて、『大神』の舞台設定は、大和、飛鳥から平安くらいまでがメインなのかなー、といった感じ。竹取物語とか、平安京みたいな都とか、浦島太郎伝説に、すずめのお宿、鬼が島に卑弥呼、けっこうばらばらだけどまぁでもそんなに最近ではない。だから描き方がちょっと新しかったんだろう。こういう時代が舞台のゲームはあまりなかったから、売れたのか。

『桃太郎伝説』やら『天外魔境』シリーズに近いような気も。「奥義」とか「巻物」とか「天邪鬼」とか「神獣」とか、そういう伝説を扱われるとテンション上がるのは自分だけか。

 

 

 

 

 

 

 

 

とにもかくにもすばらしいゲームだった。ちょっと時間がかかってうぜーと思うところ(しかも不要なうぜー)はあるけれども、キレイさであまりあるカバーがされている。Wiiにも移植されるらしいので、そっちでもやってみたい。ゲーム中の「筆しらべ」なんて、まんまWii向けのアクションだ。

ツヅラオ様のセクシービームにやられたい人も、サクヤ姉さんの露出にドキドキしたい人も、『大神』やりましょう。

Mっきー、長々と借りてごめんよ。とっとと返します。

 

 

 

 

 

超久々にゲームがやりたい衝動に駆られ中。

実家の弟からメールで、「スマブラX、隠しキャラ全部出したでー!」と告げられて余計にやりたくなったが、どうにかWiiを我慢して、次はメタルギアソリッドへ。

よし。


じゃがりこたわわタワー [ひとりあそび]

 

しなやか~にっ♪

し~なやかにっ♪

 

 

と歌ったのは誰だったか(ゆらゆら帝国?)。

 

じゃがりこサラダ味の空きカップがついに75個を突破した。

以前、半年ほど前に確か45個記念!みたいなことをやった気がするが…

あったあった。これだ。

ちまちまと食べ続け、ついに100個が見えてくる、75個にたどり着いたわけである。

おお!四分の三ではないか。

 

 

 

 

 

というわけで、画像を見てもらえば分かるとおり、

しなるしなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

太い幹… ウットリ…

 

 

 

これを見ると、45個の時の画像がどことなく寂しくすら思えてくるよね。

いやー、75個は結構すごい。

 

 

 

 

 

 

 

見上~げて~~ごらん~~~~~~♪

 

 

 

 

SASUKEもびっくりの「そり立つ壁」状態。

素人にはオススメできない。

 

 

見下ろしてみても、やはりその威圧感は消えない。

むしろ強力(ごうりき)なまでのその生命力をアピールしているかのようだ。

 

 

 

 

しなってるねぇ~~~

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、100個まであと少し。地道に食べていけば3,4月くらいには達成できそうな数字になってきた。足掛け1年というなんとも長期スパンの企画となったが、これだけ長く続いているものは他にあまりないしな。

2ヶ月ほど前に我が家の冷蔵庫「相鉄ローゼン」が閉店してしまった関係で、もっぱら食料は「つるかめランド」に頼らねばならなくなってしまった。若干微妙な距離で面倒なのだが…ということはまた書こう。それよりも、つるかめランドはじゃがりこが100円なのである。

幸か不幸かそのおかげで最近はペースが上がりつつもある。

 

 

 

 

 

 

 

最後に、ネゴシックスばりのネタでしめておこう。

 

 

じゃがりこが

迫ってくるよ!

 

 

 

 

 

さて、100個記念は何しましょうかねー。

 


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へこむ県ランキング 決勝トーナメント編 [ひとりあそび]

ベストヘコミスト賞をかけた壮絶な戦い。

日本でもっとも「へこむ県」はどこなのか?

地域選抜戦を終えて、

いよいよ決勝トーナメントだ。

 

前回の記事より、

今回出揃ったブロック代表はこちら。

 

 

そこくるり乱数(脳内)(適当)で割り振った組み合わせで、それぞれが敗即滅の戦いを繰り広げる。本当に頭の中をからっぽにして組み合わせたので、変な当たり方もあるだろうがそこはドンマイで。

 

順々に戦いを振り返ろう。

 

□大分vs山口  大分の勝ち

「別府」vs「下関」、「地獄」vs「ふぐ」と、

なかなか通好みな戦いが繰り広げられたが、大分の辛勝。辛勝必罰とはよく言ったもんだ。

 

□島根vs栃木  島根の勝ち

島根はさながらビンゴゲームのFreeSpace。最初っから空いている。ずーっと。

栃木県は宇都宮線の存在が大きな敗因となった。やはりメジャー度は餃子の国に軍配。

島根はまだまだ底力を隠していそうだ。

 

 

△大分vs島根  島根の勝ち

「大分出身の女の子」、「島根出身の女の子」どっちが残念かという話になる。

明確な根拠も見つからず、どちらも純朴に純朴を塗り固めたような姿が思い浮かぶ。

しんどいなー…と思いつつも、「島根出身です♪」という女の子の方が想像しづらい、

という理由で、準決勝進出は島根に決定した。

 

 

 

□茨城vs佐賀  佐賀の勝ち

やはり関東というだけで保たれる優位性。関東のナンバーワンであっても、九州ブロック2位にすらかなわない。佐賀はそれだけへこむのだ。ああ、へこむ。佐賀出身。そりゃ隠したくなるわな、松雪泰子。

 

□三重vs岐阜  岐阜の勝ち

奇しくも中部の古豪が一回戦で雌雄を決することとなった。新幹線の駅という一大ステータスを保有する岐阜に対して、伊勢という隠し剣を持っていた三重。お陰参りされるほどの地方だったという史実が三重の底を上げたため、よりへこむ県は岐阜に。岐阜、高山とかあるけどなー…。へこむ。「岐阜出身です!」「え、どこ?」

 

 

△佐賀vs岐阜  岐阜の勝ち

さてさて面白いもので、県が絞られれば絞られるほど、それぞれの県の良いところが見えてくる。だんだんと二人ともがフォローアップをするようになり始めていた。

そこで佐賀に現れた救世主は「がばいばあちゃん」。

岐阜にはただのばあちゃんしかいないだろう。

ということで岐阜の勝ち上がり!ただのばあちゃんだけって、へこむ。

 

 

 

□香川vs滋賀  香川の勝ち

小豆島vs琵琶湖。やはり日本一の認知度を誇るMotherLakeの力は強い。近畿の水がめのおかげで、滋賀はよりへこまない県となった。逆に香川は最近の原油高からくる小麦粉の値上げによって、切り札の「讃岐うどん」までもが微妙な扱いになってしまっている。へこむ。

ということで香川の勝ち抜け!

 

□福井vs岩手  福井の勝ち

また優勝候補がここで姿を現す。福井だ。岩手は一応日本一の面積を誇る“県”らしい。ということでまだ誇れる要素はあった。何があるのかは未だに分からないが、それは両県同じである。

福井はさらに原発があるなど、へこむ要素にだけは事欠かない。優勝候補は強かった。

福井の勝ち上がり。

 

 

△香川vs福井  福井の勝ち

さてそろそろ福井が本気を出してきたな、と二人は感じていた。

香川を簡単にひねりつぶし、準決勝進出決定。細長く伸びたあの県の形すらも、マイナス要素へと姿を変える。ああ、すばらしきかな、福井県。へこむ。

 

 

 

△福島vs富山  富山の勝ち

 

こちらはシードなので、勝ち上がったほうが準決勝進出となる。

試合は、福島がその武器「会津」でごりごりと押す一方的な展開。富山はなすすべなく、ただただへこむ。ああ、本当に、富山って、何があるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、やっと準決勝進出県が出揃った。

 

順に、

 

島根、岐阜、福井、富山。

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ…

 

 

 

 


死にたい―告白回数=失恋回数。死にたい

死にたい

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2003/07/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 

 

さて組み合わせは、

島根vs岐阜

 

福井vs富山だ。

 

もう全部優勝で良い気すらしてきたが、とりあえず戦わせてみる。

 

島根vs岐阜、こちらは割とすんなり決着がついた。勝敗から言うと、島根の勝ち、である。やはり何度も出てきたが「山陰」というネガティブラベルは永続的に剥がせないものとして島根の背中にべったりと張り付いており、その粘着部分によって出雲大社なぞ隠れてしまっていた。

岐阜は健闘したもののベスト4止まり。それでも十二分に自己紹介したくない出身県として、これからも永らえることだろう。

 

 

続いて福井vs富山。はぁ…。これこそホントに甲乙つけがたい県同士だ。もはや理由すらあまり覚えていないところが、両県のレベルの高さを思い知らせてくれる。

結果的に富山が勝ったのだが、

なぜ勝ったのかは

まったく思い出せない

すばらしい。

 

 

 

 

 

 

 

そして最後、決勝である。

島根vs富山

 

 

どうするよ、この戦い…。

普通、日本一良いところを決める!というような場合は「○○が良い!」「○○が名産!」「○○って有名人の出身地!」「○○があったところ!」と、理由はいくらでも出てくるのだが、この「へこむ県ランキング」の場合は、決勝に近づくにつれてどんどん「要素」が出てこなくなってくる。非常に面白い。要は、より「なにも浮かばない県」が、勝者となるわけである。

 

として、

堂々の1位は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島根県!

ベストヘコミスト賞!

おめでとうございます!

 

 

どーーーーーーん!

 

富山も捨てがたいが、やはり島根には勝てなかった。もう、理由などない。

 

 

 

 

 

 

 

 

I田くんの言う「裏日本ベルト」が、やはり上位を占める結果となった。

 

やはり「日本海」というものに付きまとうネガティブイメージは、

どう頑張っても拭い去れないようだ。

 

 

わざわざホワイトボードを使ってやるほどのことだったか?

と聞かれると何とも言えないが、

それなりに面白い結果になったんじゃなかろうかと二人は自負している。

なにより、しゃべってて楽しかった。

 

 

えー、槍玉に挙げられた県にお住まい、あるいは出身の皆さん、どうもすみませんでした。

ちなみにI田くんは広島、そこくるりは滋賀と、二人とも西日本出身なので、多少の「西バイアス」みたいなものはかかっているかと思います。決勝も島根(広島の近県)vs福井(滋賀の近県)だしね。東北とかは、もっと突き詰めれば余裕でベストヘコミストを狙えるくらいの残念さを持ってたりしそうだしなー。

 

 

 

 

 

長々とお付き合いいただきありがとうございました。

そこくるり2は、へこむ県全てを応援します。

 


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へこむ県ランキング 地域選抜編 [ひとりあそび]

I田くんと研究室で4時間。

おしゃべり大学生のネタは尽きない。

 

午後四時を迎えたあたりで、

「そういえば、何でか分かんないけど、へこむ県ってあるよね。」という話になる。

そこから企画がスタート。

1時間ばかりを使ってそんな不毛なランキングを作ってしまった。

 

というわけで、

 

「ヘコム県ランキング」 題字:I田

 

いぇーーーーーい

ドンドンパフパフ

 

 

ルールは簡単。

そこくるりとI田くんの独断偏見により、へこむ県を挙げて行き、最後に「へこむ県1位」を決めるというものだ。本当に独断と偏見なので、異論反論はいくらでもわいてくるだろう。だが、ちょっと待ってほしい(朝日新聞風)。そもそも都道府県というものは(後略)。

へこむかへこまないかの基準は実に様々だが、とりあえず、

「あきらかにメジャーな県」「どこにあるか、地図ですぐ分かる県」みたいなのは「へこまない」。

逆に、「名産がない」「地図上で指示できない」「なんだかさびれてそう」みたいなのは「へこむ」。

他、「自己紹介で言いたくない県」や「好きな女の子が出身だったら嫌な県」

などの理由を設定して、始めた。

 

さて、

ベストヘコミスト賞を獲得するのは、

一都一道二府四十三県のうちどこになるのか。

 

 

1回戦、地域選抜大会

 

まず、日本全国を地域に分けて、それぞれブロック代表を選出する。

ブロックはそれぞれ南から、「九州」「四国」「中国」「近畿」「中部」「関東」「東北」とした。

ちなみに三重は近畿に、中部は福井石川富山新潟岐阜長野愛知山梨静岡と、東海北陸を含めた。北海道はへこまないのでパス。

 

ということで、ブロック選抜戦の火蓋が切って落とされた。

 

 

□九州ブロック

「バカの考える日本地図」では「九州県」なんて分類になってしまう場合もあるが、メジャーもメジャーな南の雄、九州。ここからは2県が代表として選出される。というわけで順番に一県一県見ていった。

福岡:文句なし。九州といえば福岡、なくらいの勢いなのでへこむはずがない。

鹿児島:クロ~ジュア~イ♪ ひっとみ~をと~じれぇ~ば~♪ へこまない。

宮崎:「どげんかせんといかん」でメジャーになったので、まぁ大丈夫か。あと日南学園。巨人キャンプ。

熊本:い草。焼酎。ほか。まぁまだメジャーだろー。

長崎:出島、坂、チュッチュッチュ♪負けるもんか♪ へこまない。原爆はへこむけど。

沖縄:上海ハニーとチェイスザチャンスしてGO!GO!Heavenしたらラプソディーインブルー。なのでへこまない。ちゅらうみ水族館とかあるしね。あと基地問題。

 

 

というわけで、九州ブロック代表は、

 

この2県に決定!いぇーい。

大分は「一度も行ってみたくない県」「分校しかないんじゃないの?」「地獄めぐりって温泉めぐりがあるらしいけど、、大分に行くこと自体が地獄めぐり」などの凄惨な意見を獲得し、見事九州ブロック一位に。

続く佐賀は、一応はなわのおかげでメジャーにはなりつつあるものの、やはり自己紹介で「佐賀出身です」と言うとへこむ、というのが大きな理由となり、2位にくいこんだ。

おめでとう、大分、佐賀。

 

 

 

□四国ブロック

えー、こちらは名の通り4県しかないので、代表枠は1県。熾烈な争いが期待されたが、案外あっさりだった。どっこいどっこい、と言ってはいけない。

 

愛媛:蛇口からポンジュースが出てくるのでへこまない。

高知:坂本竜馬がいるのでへこまない。

で、残った香川と徳島の争いとなったのだが、

これがなかなかどちらともいかない。

讃岐うどんで攻勢に出る香川を、やんわりとなだめる徳島の阿波踊り。二人とも判断に困ったのだが、「徳島出身の後輩がいる」というそこくるりの一言が決定打となり、香川が四国ブロック代表となることに決まった。

 

 

決勝トーナメントでの奮闘を期待したい。

 

 

 

□中国ブロック

さて、西日本のお荷物(嘘ですよ)、中国地方。やはり面しているのが瀬戸内海か日本海か、というのが大きな決め手になった戦いだった。「山“陽”」「山“陰”」という名前からしても良い印象がない山の向こう側だが、果たして…。

 

広島:カープ。原爆ドーム。極道。じゃけん。呉。さすらいの紙ヒコーキ、くもり空わって月に行ったっていうのに。へこまない。

岡山:桃太郎ランド、違うか。きびだんご。あれ、あんま有名なものないよね。まぁでもへこみそうにないのでOK。不思議な県だな。

鳥取:砂丘。梨。他は…。へこむけど、惜しくも勝ちあがれず。やっぱり砂丘がでかいのか。

 

ということで、中国ブロック代表は、

 

この2県に決定!

へこむぜ!

 

実際のところ、「山口」「鳥取」の間では激しい戦いが繰り広げられたのだが、「下関」「福岡、博多とのパイプライン」VS「砂丘」「梨」という不毛な争いの結果、山口県が僅差で勝ちあがった、というところだ。

島根に関しては、もはやどんな言葉を尽くしても、語れないだろう。

おめでとう、山口、島根。

 

 

 

□近畿ブロック

さて中盤戦、関西地区を代表できるだけの「へこむ県」はどこになるだろうか。

 

大阪:西の独立国家として栄華を極めるしゃべくり王国。へこむはずがない。

京都:外国人にとって、東京の次、場合によっては東京よりも有名な町。へこまない。

兵庫:神戸、尼崎、姫路と都市名所は申し分ない。港町、ルミナリエなどなど関西有数のお洒落スポットとしても名高い。へこまない。

奈良:大仏。鹿。へこまない。

和歌山:南紀白浜。みかん。本州最南端。まぁ、まぁ、へこまない、かなぁ。

 

異論はあれど、近畿代表は次の二つに決定。

 

滋賀はなんとも屈辱的だが、「琵琶湖」は思い出されるものの、県名が出てこない、なんて場合が往々にしてあるのと、そこくるり自身、「岐阜出身だっけ?」と言われて傷ついたことがあるくらいなので、滋賀は2位にくいこんだ。和歌山もいい勝負したんだけどなー。まだまだ滋賀の認知度は、低い。

そして堂々1位は三重県。もはや近畿にすら入れてもらえず、東海地方からも「あれ、東海って愛知までじゃないの?」と煙たがられるこの地方は、なぜか新幹線にも迂回されてしまう始末。かわいそうなことこの上なく、自己紹介で「三重出身です」と胸を張って言える人物を二人とも見たことがないことから、1位になった。これは、決勝でも良い戦いが期待できそうだ。

 

 

 

 

□中部ブロック

さてさて、中部ブロックまでやってきた。

ここは結構県の数があるので、代表を3県選ぶことにする。また、順に見ていこう。

 

愛知:名古屋。豊田。カレドニア…、じゃない、セントレアか。中日。手羽先。みそ。えびふりゃー。名古屋城、名古屋嬢。結婚式に1000万使うらしいが、へこまない。

長野:長寿、軽井沢、信州、野沢菜、黒部ダム。県域もなんだか広いのでへこまない。

静岡:お茶、箱根、熱海、沼津、うなぎパイ、サッカー。富士山見えるしへこまない。

石川:金沢あるしへこまない。能登麻美子半島あるのでへこまない。

山梨:東京の犬でもへこまない。HAL研本社あるし。実は河口湖あるし。

新潟:キャラが立ってる。米、酒、雪。「なんか新潟出身の人って多いよね」。

 

さて、ここまで挙げるともう残りはお分かりだろう。

中部ブロック代表は、

 

 

ああ、死にたくなる。

この三県の名前を見ただけで、死にたくなる。

東尋坊は石川県だと思われ、「恐竜博」をプッシュするも認知度はいまいちな福井県。日本にはまだ未開の地があるんじゃないかと思わせてくれる田舎っぷりは、滋賀の北部から想像できる。

日本のへそだかなんだか知らないが、岐阜羽島駅のさびれ方は尋常でない。しかも県の面積が「無駄にでかい」という、「小学生なのに巨乳」みたいなコンプレックスがある時点でもうへこむ。人知れず洪水になったニュースを、いったい誰が覚えていよう。

3位の富山。富山って、何があるの?

 

 

 

 

□関東ブロック

いよいよやってきた関東ブロック。東京という血統書つきのドーベルマンに押されている感を拭い去れない隣県たち。いろんな意味でへこむ県がいっぱいだが…。代表選出に移ろう。

 

東京:首都。奥多摩なんかはへこむが、東京都は東京都である。

神奈川:横浜、鎌倉、横須賀。横須賀なんかは若干へこむ要素ありだが、おおむね大丈夫。むしろ東京に対して善戦できているのは神奈川くらいではないだろうか。

埼玉:ここはとにかくへこむわけだが、逆に「へこむ側のナンバーワン」となっている、と見る視点もある。埼玉出身です(笑)のような自嘲が許されるという点で、本当にへこむ県とはなりえない、との判断が下った。島根や福井を見てみろ!

千葉:こちらもネズミーランドにすべてが集約されてしまっている感はあるが、房総暴走エクスプレスや落花生などなど小技が利いた県でもある。へこまない、よね。

 

さて後は、群馬栃木茨城の争いとなる。

これも筆舌尽くしがたい戦いとなったが、ブロック代表は以下の県に決定。

 

 

つくばの限界、中途半端な水戸、いばら“ぎ”という間違いへの過剰反応などから1位はいばら“き”県に。方言はまだキャラ立ちして良いが、茨城出身はなかなか明かしたくなさそうだ。

続いて栃木。こちらも微妙だが、群馬の「上毛カルタ」が決め手となり、栃木の勝ち(負け)が決まった。おめでとう、茨城、栃木。

 

 

□東北ブロック

さていよいよ最後のブロック。

東北も色々と物議を醸したが、最終的には落ち着くところに落ち着いた気がする。

 

宮城:仙台。仙台。仙台。へこまない。

青森:りんご。青函トンネル。ねぶた。へこまない、はず。

秋田:まだメジャー?自殺率No.1、日照率が最低。でもまだキャラは立つ!

山形:さくらんぼ。………。へこむよ。けどさ…。

東北はまさかの全県代表入りがありえるのではないかと戸惑ったが、とりあえず選出は2県。

 

 

「福井県と似てて、どっちがどっちか分からない。」

「盛岡って名前は知ってるけど、それが岩手だと思い出すまで時間がかかる。」

と、理由すら少ないままだったが、東北の代表は福島と岩手に決定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで全ブロック選出終了!

ここまで大体3,40分くらいだったか。

 

 

これから、各地域を代表する「へこむ県」が、

1位の座をかけて熾烈なトーナメント戦を繰り広げる!

 

 

つづく。


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脳みそショートケーキ [音楽]

エアーコントロール

 

リモートコントロール

 

エアーコントロール

 

リモートコントロール

 

 

 

 

つしまみれ、の『脳みそショートケーキ』が良い。

ただのガーリーパンクバンドじゃない。

 


脳みそショートケーキ

脳みそショートケーキ

  • アーティスト: つしまみれ
  • 出版社/メーカー: United Asia Entertainment.Inc(DDD)(M)
  • 発売日: 2007/07/07
  • メディア: CD


公式のプロフィールはこちら。

実はすげーーーーーーーーーーーー

ボーカルのマリさん、元小学校教員、て。

 

 

 

えーと、タイトル『脳みそショートケーキ』の通り、曲はすばらしい狂いっぷり。

歌詞の支離滅裂さと、ちょっとGOGO!7188っぽいベースラインがあいまって、すごくいい。

初めて見たときはライブで30分ぐらい、だったんだけれども、

パンフレットを見る限りだと、

3人の写真は至って普通。

CDのジャケットもかわいい。

「つしまみれ」ってひらがなだし、

チャットモンチーみたいなバンドかなー、と思っていた。

 

 

 

 

が、

 

全 然 違 う 。

 

 

 

とりあえずアルバムのラインナップを見てみても、

1. エアコンのリモコン
2. バカ元カレー
3. 脳みそショートケーキ
4. 良いテンポです。
5. キューティービューティーキューピー
6. ママのうた
7. パンクさん

と、センス抜群。言葉の組み合わせがもう良いよね。

HMVで視聴できるので聴け。ぜひ。

脳みそショートケーキはもとより、

エアコンのリモコンが良すぎる。

洗脳されるぅぅぅぅうううううううう。

 

 

とりあえず、まず響いてくるのは超アニメ声。金切り声、って言ったほうが正しいくらい、すごい声。かわいらしい、っちゃかわいらしいんだけれども、ライブで初めて聴いたときは耳が痛かった。

あと、歌詞。ヤンデレみたいな側面もあれば、おバカな元彼と自分を包括的に皮肉るという高等テクニックも見せており、『脳みそショートケーキ』でそれが爆発してる。燃えカスで『パンクさん』がくすぶってるし。

 

でも不思議と、椎名林檎とかが歌ってるような「女であることの悲劇性」みたいなのは伝わってこなくて、むしろポップで愛くるしい。つしまみれかわいいよつしまみれ。いや、でも、本人たちはすごく嫌で、置かれている状況も「メンヘル」って言ってしまえば椎名さんと変わらないんだけれども、その表出の仕方が、皮肉じゃなくてことごとく自虐的で、面白い。

椎名さんは「自虐だけど超かっけー」、それに対してつしまみれは「自虐だけどこれめっちゃおもろい」。だから彼女らは、男で言うところの銀杏BOYZ?銀杏ももう既に「かっけー」の領域に行っちゃった気がするなー…。オナマシとかか、に似てる気がした。どっかの解説で「女版銀杏Boys」とか書いてあったっけ。銀杏Girlzか、いいな。

 

 

 

ダメンズに引っ張りまわされている人を敢えて演じて見せてるのか、それともマジで引っ張りまわされた経験を曲にしているのか、分からないが、それでもその「ピエロ」としての面白さは計り知れないくらいにある。千葉大出身ってのも、おもろいよなー。

 

 

 

 

とりあえず、ここ1週間で再生回数はつしまみれがトップ。iPodが酷使されとる。

脳みそショートケーキ召し上がれあなたのお口の周りあたしの足りんクリームくりんつるんと飲み込んだならかわいくキッスいかれぽんちな夜に平凡なパンチフルーツポンチに注ぎ込んだ唾液飲み干してみれば少しは分かるよあたし-思考停止-注意力散漫あたしはイチゴ最初主義そしてあたしはうずら最後主義それぞれの主義を書きとめた手記を酒気帯びた彼女ビショビショに濡らす美女微笑を浮かべればあなた傾く?怪我したらあたし消毒液つけるよ脳みそショート寸前ショートケーキ食べて脳を休めたいのっ!

 

と、資料なしにタイピングできるくらい、覚えてしまった。

先週、東横線で上記のような歌詞をつぶやいている人間を見た人、僕ですそれ。

 

 

エアーコントロール リモートコントロール のエンドレスリピートに洗脳されつつ、

まだまだ続くフィーバー。

 

 

 

 

彼女たちは、売れそう。

 


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『摂氏零度の少女』 [本]

『摂氏零度の少女』を読んだ。

しびれる。それも服毒的な意味で。


摂氏零度の少女

摂氏零度の少女

  • 作者: 新堂 冬樹
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本


 

滋賀の大津でパスポートを受け取りがてら本屋に寄ると、一際目を引いたこの表紙。以前渋谷でも見つけ、横浜でも見つけ、とやはり売れているらしい。しかし、今まで“ジャケ買い”した本は数多あるが、ひとつとしてハズレだったことはない気がする。どうやらジャケットが良い本は、面白いようだ。

ちなみに滋賀では、『摂氏零度の少女』の少し手前に『恋空』が大量に積んであった。

スイーツ(笑)。

 

 

 

手にとって立ち読みをしていると、あっという間に引き込まれる。主人公の少女の切れ味の鋭さに、一気にやられてしまった。なんというか、文章が非常に凛としているのだ。

物語は、虫マニアであり動物マニアであり毒マニアである少女、涼子が、毒を使って母親を殺そうとするという話。と言っても、展開や動機はそんな単純なものではない。トラウマだったり、「生きることと死ぬことはどっちが幸せ?」などという複雑な問題が提起されながら、その中で自分の正しさを頑なに守ろうとする彼女の「不安」や「揺れ」が絶妙なバランスで描かれているのである。優等生で医学部志望の彼女と、やり手編集マンである母親、祥子。ダメ夫の正一に、普通過ぎる姉、京子。まるで綱渡りのように進んでいくストーリーは、読んでいるこっちが服毒したかのような気持ち悪さに苛まれるくらいである。

 

冒頭からヒキガエル、アオズムカデ、ハラビロカマキリ、ライオン、と動物名が踊ったかと思えば、それを追うように、タリウム、ドクニンジン、メチルコニイン、トリカブトと毒薬が頻出する。そしてあっけなく、しかし生々しく殺される動物たちが描かれ、凛とした彼女の哲学が語られるわけだ。これはとまらなくなる。

特に、どんどん弱っていく母親の、毒による蝕まれ方の表現は秀逸。出版社の編集マンという仕事柄、体が蝕まれることに対して彼女が保っている盲目さが、涼子の毒の前では仇となり、髪は抜けるは口内炎だらけになるは、嘔吐に頭痛に視力低下、これでもかというくらいに漸落する。読んでいて非常にしんどいし、いつ死んでしまうのか、次はいつ嘔吐するのか、とある種の期待めいたドキドキ感すら現れてくる。これはひとえに文章の力だろう。淡々と語られれば語られるほど、病状はひどく映る。

 

 

 

言っていることは終始一貫して、極めて単純明快。松本人志と同じような「超原理主義」的考えが、涼子の考え方の根本である。「人のために泣くのなら、一生泣き続けろ。」というものだ。

人が死んだときに泣くやつは、結局泣いてる自分に酔っているだけで、10年後も同じように涙を流してその人の死を嘆けるのか?泣けないのなら、最初から涙など流すべきではない。相手のためを思うのなら、涙など流さない方が確実に正しい選択なのだ。

というのが彼女の論拠。

 

これを正しいと見るか、「そうは言ってもさ…!」と見るか、によって読者の主義主張まで量られている気がしてしまう。油断ならないな、この本。

 

 

 

 

とにかく、ちょっと無理がある展開もあるけれども、提起されている問題や毒物によって人が死に向かう描写(しかもグロいというわけではなくむしろキレイ)はすこぶるハイレベルなものなので、暇な人はぜひ読みましょう。

焼酎を飲むのが怖くなります。自分、飲まないけど。


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【募集】新春、あなたの「ながら」。 [ひとりあそび]

えー、新春とはあんまり関係ないですが、

 

これを読んだ人!

 

あなたが今までにやったことのある

 

面白い 「ながら」 を、

 

一つ、二つ、三つ、教えて下さい!

 

 

「面白い」って書きましたが、面白く無くても良いです。

定番どころだと、

音楽を聴き「ながら」作業をする

とかか。

あんまり例が思い浮かばないなー。

とりあえず、あなたの「ながら」をお願いします。

 

 

 

 

ちなみに、そこくるり君が知る中で、

実際にあった一番衝撃的な「ながら」は、

とある女性がホントにしたという、

 

 

 

 

 

 

服を着「ながら」お風呂に入った

 

です。

いまだこれを越える「ながら」には出会っていない…。

まぁただの天然なわけですが、でも面白い。

 

 

 

 

大喜利っぽくなっても良いし、ホントにあったことでも良いので、お願いします。

 

「ながら」 にはどんなものがあるのか知りたいのですよ。

 

 

 

 

理由はこの後詳しく書くんですが、

主だっては、そこくるり君自身の 「ながら」 が、最近どんどんひどくなっているから、です。

 

 

とりあえず、こっから下は読んでも読まなくても良いので、

あなたの 「ながら」 を、コメントしてもらえると非常にありがたいです。

恥ずかしがってないで、さあ!

プライバシーは厳守します。プライバシー?あるのかどうか分かりませんが。

 

ちゃきちゃきっとどうぞ。

 

 

 

 

 

 


 

さてこっから、「ながら」にまつわるエトセトラ、そこくるりくんの病状と考察のハミングで行きます。

 

「ながら人間」なんて言葉はよく聞くし、

今の世の中、「ながら」で何かをしていない人を探すほうが難しいご時勢ではある。

パソコンをし「ながら」テレビを見る、という人物像は、CMなどの広告業界で既にターゲッティングされている。最近流行の「ティザー広告」みたいに、パソコンで検索されることを前提に流されているCMは少なくない。「同時に二つの行為を行うこと」=「ながら」だとすると、その片方は多くの場合「パソコン」になってたりするな。

ティザー広告というのは、情報をチラーっとだけ見せてこちらの好奇心を掻き立てるような広告、のこと。ちょっと前だと「docomo 2.0 (そろそろ反撃してもいいですか?)」のやつとか、「マックグリドル(口では説明できないおいしさ)」とかが、ティザー広告にあたるらしい。広告批評とかでも頻繁に取り上げられてたな。tease=じらす。要は「奥ゆかしい」演出をすることで、「もっと見たい」と思わせる手法、である。ミニスカートや造園と一緒。

んなことはどうでも良いのだ。

 

 

 

「ながら」の話。

よくこのblogでも、「テレビを見ながらラジオを聴いていて、もう病気である。」なんてことを書いたりしているが、これがさらに進化して最近はすごいことになっている。今は実家に帰っているので無茶はできていないのだが、アパートでは、

・TVは基本つけっぱなし、あるいはDVDを流しっぱなし、かつミュート。

・ラジオは聴きたい番組に合わせてピンポイントでつける。

・PCも基本的にアクティブ。メイン。音楽を聴いたりもする。

・最近買った iPod touch で、youtubeを流しっぱなし。

という、デュアルコアもびっくり、最新のクァッドコア状態で日々を過ごしていたのであった。

これはひどくて、一つも「まとまった」情報が入ってこない。色々なものを同時に「把握」しようとしているはずの行為が、逆に「把握しきれないまま」情報をどんどん通過させていくので、、余計に「把握欲」を刺激されてしまう。「あれを知らなきゃ、これを知らなきゃ。あれ、これってこんなだっけ、あー、あれも知らなきゃ…。」

しんどい。

 

 

 

複数のことを同時にやっている、効率の良い俺ってかっこいい、

というナルシシズム的な欲望が、「ながら」に大きく作用している。

なんて、大体の人が一度は考えたことのあるところだろう。

それに、「把握欲」が加わると、前述のようはひどい状態を生むわけだ。

 

 

 

 

 

で、そうなった時に確実に色々と「失敗」が起こるわけだよね、人間だもの。

で、そうやって「効率良く物事を進めよう」と努力して、起こってしまった「失敗」が、

なんとも魅力的に見えてくるのは、僕が悪趣味だから、という理由だけではないはずだ。

「ながら」の失敗、は、人をものすごく魅力的に見せる、んじゃないかと考える。

 

効率化に際して現れるのは、その人の「がめつさ」であったり「あつかましさ」であったりするわけで、

失敗してそれがピョコンと姿を現すと、いやー、面白いよね。

 

 


 

というわけで、

 

「ながら」を募集するに至ったわけでございます。

 

 

 

 

ご協力いただける方はぜひ!

あなたの「ながら」を、

お賽銭でも投げるつもりで、どうぞ!

 

ひねくれものをクリック!

 


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そこくるりの「ゆく年くる年」 with リラックマ&ひねくれもの [ひとりあそび]

 

おめでとうございまーーーーーす。

 

 

 

 

どうも、そこくるりです。

あけおめ。

 

さてさて、無事に?2007年も終了、

2008年を迎えたわけですが、

みなさん体調はよろしゅうございますか。

そこくるり君はゼミの先生にうつされた(であろう)長びくカゼに若干やられています。

健康が一番ですね。

 

さてさて、ではまず、去年の反省からいきましょうか。

 

 

 

 

はい。

えーと、読んでる人の関係で、あまり色々と書けないんだけれども、やー、色々とあった一年でした2007年。あれがあーなって、これがこーなって、と、非常に楽しかった記憶があります。うお、気持ち悪いな、ですます調。まぁいいや。

特に序盤から中盤への流れが、とにかく激烈だったよなー。色々と。

 

達成できた目標あり、達成できなかった目標あり。ちょっと努力が足りなかったなー、と思うところもあれば、あまりあるくらい努力が実を結んだところもあったり。ただ2006年成長に比べると、割と漸進的というか、広く浅ーくの成長だった気はするけれども、まー自分が選んだ道だしね。それはそれ。

 

 

 

聞けよ。

 

 

 

 

いやまぁ重要じゃないけどさー

 

 

 

 

まぁいいか。

 

 

 

 

 

 

えー、0:00に公開ということは、それ以前にこれを書いてるわけで、

つまり今紅白を見ながらキーをタッチしている、ということですね。

で、

 

リア・ディゾン、あれ放送禁止だろ!(笑)

 

 

そうそう、見ているこっちが辛くなる現象。

コスチュームもアレだし。

 

おう。

 

 

 

いや、でも今年はやっぱりヘビーだったなぁ。特に事務局活動。

今まで経験したことないベクトルの活動だったというか、

20年間で使ったことのない筋肉を、初めて使っているかのような気分だった。

12月で任期が切れて、25-27日の引継ぎ合宿も済んで、後は1月の理事会を残すのみ。

 

いやでも、やりがいはあったよ。

 

 

 

 

いやいやいやいや、お金だけじゃないよ、やりがいは(笑)。

 

まぁお金と本は貯まった(溜まった)けどね!いっぱい。

 

 

 

来年は大学院で粛々と頑張ろうと思っております。粛々。

横国か、どうなるかー。

 

 

いや、ポン酢ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

おお!どうしたひねくれもの!?

 

 

 

 

 

やんねーよ(笑)。

 

 

いやでも、マルチはそろそろその道を考え直したほうが良いよね。

マルチに入ると、マルチに活動できるというよりは、「よりよいマルチ人間になれる」という、良くない現象が続いている気がする。専門家になるでもなく、広く浅い知識を身につけるでもなく、ただただ「マルチっぽく」なれるだけ、という、この課程の不思議な現象、罠に、どんどん我々は囚われてる気がするよね。脱出しろ、って話だけども。

何でもできるけど、何にもできない人たち、の行く末はいかに。

 

 

惨殺はひどいな(苦笑)。

 

 

あーでも、いっそ島流しくらいはされたほうが良いかもね。マルチ。

ある意味「横浜国大」が「陸上の島流し」みたいなもんだけど。

 

 

 

残念!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん。いい感じにダラダラしてきたね。

つるべ師匠、やりたい放題だな。

 

 

 

 

てめー、冬だろー。

 

 

だから冬だって。

てか、誰に向かってこらー。

でも冬にコタツでアイスは良いやね。

 

 

 

 

 

 

 

ど う し た ひ ね く れ も の 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こらこら。

新年早々下ネタを…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寛容だな!リラックマ!

 

や、でも、

今年一年で「デリカシー」っていうものを、結構失った気がするな!

今振り返ると。

Sちゃんに指摘されてちょっとショック。まぁ仕方ないか。

 

 

ポン酢じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、新年早々ここまで読んでくださったみなさんに感謝しつつ、

最後に2008年をどうしていきましょうかねー。

 

 

いやいや、持ち帰ったらあかんあかん。

 

 

 

 

てめーらやる気ないだろー(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

リラックマの攻撃



 

 

 

リラックマ 「秋ですね」

 

 

 

 

 

 

そこくるり 「ぐふぅ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恥ずかしっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前面白くて撮ったSSだけども、

自分で自分のblog読むと死にたくなる時あるよね。これ。

面白いツールだよな、つくづく。

 

 

ガキ使、罰ゲーム面白いなー。

 

 

 

 

 

そろそろネタも尽きてきたんで、終わりにしたいと思います。

 

 

昨年も、そこくるり本人、そこくるり2をご愛顧いただきどうもありがとうございました。

今年もまた、よろしくお願いいたします。

あらあらかしこ。


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